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モンステラ モンステラ
Monstera deliclosa Lievm. 美味の
特徴
 付着根でよじのぼり、自生地では高さ9メートル以上にもなる大型のつる性植物。
葉身は円状卵形で、長さ30〜90センチ、幅は長さ2/3ほどで、基部は心臓形、縁は成葉では羽状に裂け、
主脈の両側に楕円形から長楕円形に穴があき、ほぼ左右対象。葉柄は葉身とほぼ同長で、全体の半分ほど
が葉鞘となるが、すぐに萎縮褐変して溝状となる。花は小型で、肉穂花序につく。
花序は茎頂に数個つくが、家庭ではまず、みられない。
花茎は20センチくらい。
仏炎包はボート形、乳白色で長さ25センチほど、早落性。肉穂花序は包よりやや短く、太さ5センチほどの
円柱形で開花1年後には果実が完熟して、パイナップルのような芳香を放ち、生食できる。
未熟果は蓚酸カルシウムを含むため、口内を刺激するので注意する。
葉に乳白色から緑黄色の斑が不規則に入る変種バリエガ−タvar.variegata hort.があるがしばしば緑葉に
戻り、固定していない。
原産地 メキシコから中央アメリカ
栽培 高温多湿を好み、冬期は最低5〜7度以上は保つようにする。夏期は30〜40パーセント遮光し、冬期は
できるだけガラス越しの光をあてる。(後文参照
備考 属名Monsteraの由来は葉形より(怪物)を意味するラテン語monstrumにちなむという説かがる。
熱帯アメリカに約25種が分布する
本種は大型になるため、植物園などで展示栽培される以外は、ほとんど市場に出ていない。
和名はホウライショウだが、一般には使われていない。また付着根からデンシンランの名もある。
ヒメモンステラ ヒメモンステラ  サトイモ科
Monstera adansonii Schott Adanson氏の
異名 M.pertusa (L.) De Vriese
特徴 
付着根でよじのぼるつる性植物で、前種によく似るがやや小型となる。葉身は卵形から長楕円状卵形で
で成葉の長さ60センチ以上、幅25センチほど左右は著しく非対称で、基部は心臓形、縁は羽状に中〜深裂し
、脈の両側に穴があく、幼葉では切れ込みもなく穴もない。葉柄は葉身よりも短く、大部分が葉鞘となり、
萎縮褐変して溝状となる。花序や仏炎包は前種によく似るが、より小型で家庭ではまずつかない。
変種にバリエガータ var.variegata hort.があり、葉に緑黄色の斑が不規則に入る。
原産地 熱帯アメリカ
栽培 モンステラに準じる(後文参照
備考 前種とは、葉が左右非対称であることや、葉鞘の割合いが多い事などで区別できる。より小型で葉柄も
短く葉が密につくので、鉢物としてよく利用されている。市場ではベッサムなどと呼ばれている。
ヒメモンステラ・バリエガータ ヒメモンステラの変種バリエガータ   サトイモ科
マドカズラ マドカズラ  サトイモ科
Monstera friddrichsthalii Schott "Friedrichsthal氏の”
特徴 
付着根でよじのぼるつる性植物。葉身は長楕円形から楕円形で長さ20センチから30センチ、幅7センチ
から10センチ左右非対称の穴があくが、全緑で、葉脈間にいくつかの楕円形の穴があくが、幼葉では穴が
ないものもある。
葉柄の4/5ほどが葉鞘となる。
原産地 コスタリカ
栽培 
モンステラに準じる(後文参照
ハブカズラ ハブカズラ  サトイモ科
Epipremnum pinnatum(L) Engl. 羽状の
異名 E.mirabille Schott
特徴 
付着根でよじのぼる大型のつる性植物。葉身は長楕円形から卵形で、成葉では長さ50センチ〜
60センチになり、葉縁は羽状中〜深裂するが、幼葉では裂けないこともある。葉柄は30センチ〜60
センチで、葉鞘はすぐに萎縮する。
原産地 東南アジア、南太平洋諸島、東西諸島の他、沖縄、八重山諸島に自生する。
栽培 モンステラに準じる(後文参照
備考 属名Epipremnumはギリシャ語の[epi]とpremnon(幹)の2語からなり、樹上に付着することに由来する
。東南アジアに約10種が分布する。
フィロデンドロン・ペダートゥム フィロデンドロン・ぺダートゥム  サトイモ科
Philodendron pedatum [Hook] Kumth 鳥足状の
異名 P.laciniatum (Vell.) Engl.
特徴 
付着根でよじ登るつる性植物。葉身長楕円形から広心臓形、長さ40センチ、幅30センチほど、葉縁は
羽状に中〜深裂する。頂裂片は三角状長楕円形で、葉柄近くの側裂片はさらに浅裂する。幼葉は成葉よりも
裂けかたが少ない。葉柄の表面はざらざらしていて緑色。
原産国 ブラジル
似た種類 フィロデンドロン・スクアミフェルムは葉柄が鮮赤色で、表面は淡緑色の毛で覆われている。
栽培 高温多湿を好み、冬期は最低10度は保つようにする。夏期は葉焼けがしない程度に日によく当てる
。冬期は明るい所で管理する。(後文参照
備考 和名はヤッコカズラ。属名Philodendronは、ギリシャ語のphileo(愛する)とdendron(樹)の2語からなり、
他樹に絡みつくことにちなむ。熱帯アメリカに約200種が分布する。
フィロデンドロン・フロリダ フィロデンドロン・フロリダ  サトイモ科
Philodendron cv. Florida
特徴 
付着根でよじ登るつる植物。葉身は前種とほぼ同形で、長さ40センチ、幅30センチほどになり、裏面の
主脈は赤色である。葉柄ははじめ暗赤色、のちに灰緑色となり、表面はざらざらしている。
栽培 フィロデンドロン・ぺタートゥムに準じる(後文参照
備考 和名はベニヤッコカズラ。属名Cissusは、ギリシャ語で「ツタ」を意味し、つる性の植物が多い事に由来す
る。熱帯から亜熱帯にかけて350種類ほどが分布する。
シンゴニウム・ポドフィルム シンゴニウム・ポドフィルム  サトイモ科
Syngonium podophyllum Schott '有葉柄の’
特徴
 付着根でよじ登るつる性植物。成葉の葉身は鳥足状に5から9深裂し、各裂片は楕円状倒披針形から
倒卵形で葉柄は40センチから50センチと長く、基部の1/2から2/3が葉鞘となる。幼葉の葉身は長楕円形
から卵形、やじり形からほこ形と成熟度によって形が異なり、葉縁は裂けない。多くの園芸品種がある。
’アルボビレンス’は鮮緑地に主脈や側脈付近に白緑色になる。’フレッシュ・マーブル’はクリーム色から
淡緑色の斑が不規則に入る。’シルキー’は葉全体が淡緑色となる。’ホワイト・バラフライ’は葉がやや丸み
を帯び、主脈や側脈付近がクリーム色になる。
原産地 メキシコからパナマ
栽培 高温多湿を好み、冬期は最低10度以上は保つ。半日陰で管理する。夏期は葉水を行う(後文参照
備考 属名Syngoniumはギリシャ語のsyn(共に)とgone(繁殖器官)の2語からなり、子房が合着しているこ
とにちなむ。熱帯アメリカに約20種類が分布する
シンゴニウム・ポドフィルム・フレッシュ・マーブル シンゴニウム・ポドフィルム’フレッシュ・マーブル’
シッサス・ロビンフォリア シッサス・ロビンフォリア ブドウ科
Cissus rhombifolia Vahl ”ひし形の葉の”
特徴 
巻きひげでよじのぼるつる性植物。葉は三出複葉で子葉はひし形状卵形、長さ3センチから10センチ、
は縁には、あらいきよ葉があり、表面は光沢がある。園芸品種の’エレン・ダニカ’は小葉が切れ込む。
原産地 メキシコからコロンビア、ブラジル、西インド諸島。
栽培 日のよく当たる所を好むが、日照不足にも強い。冬季は最低0度から5度は保つ。繁殖はさし木。
シンゴニウム・ポドフィルム・シルキー シンゴニウム・ポドフィルム’シルキー’  サトイモ科
シンゴニウム・ウェンドランディー シンゴニウム・ウェンドランディー  サトイモ科
Syngonium wendlandii Schott 'Wendland氏の’
特徴
 付着根でよじのぼるつる植物。成葉の葉身は3裂し、裂片は楕円形で、長さ12センチから16センチ
になり、濃緑色地に主脈と側脈付近が白色を帯びる。幼葉の葉身は単葉でヤジリ形からほこ形。葉柄は成葉
の場合、長さ20センチほどで、角ばっており、基部に翼(よく)がある。
原産地 コスタリカ
栽培 シンゴニウム・ポドフィルムに準じる(後文参照
シンゴニウム・マクロフィルム シンゴニウム・マクロフィルム  サトイモ科
Syngonium macrophyllum Engl '大葉の’
特徴
 付着根でよじ登るつる植物。成葉の葉身は鳥足状に5から10深裂し、長さ80センチ以上になる。
一般に見られる、幼葉の葉身は単葉で、披針状楕円形から長心臓形、長さ30センチほど、表面は光沢のない
緑色でやや肉厚、葉柄は葉身より長く、1/2〜2/3が葉鞘になる。
原産地 メキシコからパナマ
栽培 シンゴニウム・ポドフィルムに準じる(後文参照
ポトス ポトス  サトイモ科
Epipremnum aureum[Linden&Andre]Bunt. ”黄金の”
異名 Pothos aureus Linden&Andre;Raphidophora aurea(Linden&Andre)Birdsey;
Scindapsus aureus(Linden&Andre)Engl.
特徴
 付着根でよじのぼるつる性植物。成葉はまず見られないが、葉身は卵形から卵状から卵状長楕円形
で、葉縁は羽状中裂し、長さ70センチ以上にもなる。一般に見られる幼葉の葉身は卵形から卵状心臓形で
全緑、長さ30センチから40センチ、光沢があり、革質で、緑色地に淡黄色の条線や斑点が不規則に入る。
葉柄は葉身とほぼ同長で大部分が溝状になっている。’ゴールデン・ポトス’は黄味の濃い斑がより多く
入り、よく栽培される。’マーブル・クイーン’は葉がやや小型で、白斑が入り美しいが性質は弱く、耐寒性も
劣る。’ライム’は最近導入されたもので、葉色が鮮やかなライトグリーンになる
原産地 ソロモン諸島
栽培 高温多湿を好み、冬期は最低7度以上は保つ。
夏は30〜40%の遮光下で管理するが、冬期は窓越しの日光をよく当てるようにする。’マーブル・クイーン’は
最低越冬温度12度以上(後文参照
備考 和名はオウゴンカズラ。
ポトス・マーブル・クイーン ポトス ’マーブル・クイーン’
スキンダプスス・ピクトゥス スキンダプスス・ピクトゥス "アルギラエウス"
Scindapsus pictus Hassk. ’色彩のある’
特徴
 付着根でよじのぼるつる性植物。葉身はやや肉質で、左右非対称、斜形の卵形から長楕円形、長さ
15センチほど。表面は暗緑色地に銀白色の斑点が多数入り、裏面は白緑色。葉柄は約5センチで基部の2/3
以上が鞘状となる。オオシラフカズラの名がある。’アルギラエウス’はシラフカズラの名があり、
やや小形で、葉身は長さ10センチほど。表面はビロード状
の光沢があり、銀白色の斑点が入る。栽培はこちらのほうが多い。
原産地 マレー諸島 インドネシア
栽培 冬期は最低10度から15度は保ち、その他はポトスに準じる。
フィロデンドロン・スカンデス・オクシカルディウム フィロデンドロン・スカンデスの亜種オクシカルディウム  サトイモ科
Philodendron scandens C.Koch &H.Sello ssp. oxycardium[schott]Bunt.'よじ登る’'鋭心臓形の’
異名 P.oxycardium Schott
特徴
 付着根でよじのぼるつる性植物。葉身は光沢があり、卵形で、ながさ20センチ、幅15センチほどにな
るが鉢栽培ではさらに小さくなる。表面は暗緑色、裏面は淡黄緑色。葉柄は葉身よりやや短い。基本種
ssp.scandensの葉身は表面が緑色だが、裏面は緑色から赤紫色となり、熱帯アメリカの原産。
原産地 メキシコ東部
栽培 フィロデンドロン・ぺダートゥムに準じる(後文参照
備考 和名はヒメカズラ
フィロデンドロン・メラノクリムス フィロデンドロン・メラノクリムス  サトイモ科
Philodendron melanochrysum Licden&Andre '黒味を帯びた'
異名 P.andreanum Devans.
特徴
 付着根でよじのぼるつる性植物。成葉は長楕円状披針形jで、長さ80cm、幅30センチほどにもなる。
幼葉はずっと小型で、卵形、表面はビロード状の光沢があり、暗緑褐色で主脈と側脈が黄緑色に浮かび上が
る。成葉ではこの光沢は失われる。葉柄は葉身とほぼ同調で、半分近くが葉鞘となる。
原産地 コロンビア
栽培 フィロデンドロン・ぺダートゥムに準じる(後文参照
フィロデンドロン・オルナートゥム フィロデンドロン・オルナートゥム  サトイモ科
Philodendron ornatum Schott '華美な’
異名 P.sodiroi hort. ex Bellair & St.‐Leger
特徴
 付着根でよじののぼるつる性植物。葉身は広卵形で、成葉では長さ60センチにもなるが、幼葉はずっと
小型で、基部は心臓形、主脈と側脈がくぼみ、表面は青緑色地に銀緑色の斑が大きくはいる。この斑は幼葉
の方が美しい。裏面と淡緑色で、主脈だけが赤褐色を帯びる。葉柄は葉身とほぼ同長。
原産地 ブラジル南東部
栽培 フィロデンドロン・ぺダートゥムに準じる(後文参照
フィロデンドロン・エルベスケンス フィロデンドロン・エルベスケンス  サトイモ科
Philodendron erbescens C.Koch&Augustin ’赤くなる’
特徴
 付着根でよじのぼるつる性植物。葉身は卵状三角形で、長さ20センチから30センチ、幅10センチから
15センチ、表面は暗緑色、裏面は濃赤紫色でうつくしい。葉柄は葉身とほぼ同長で、基部は赤紫色。
仏炎包はボート形で、長さ15センチほど、外面と赤紫色、内側は紅色。
原産地 コロンビア
栽培 フィロデンドロン・ぺダートゥムに準じる(後文参照
フィロデンドロン・ミクロスティクトゥム フィロデンドロン・ミクロスティクトゥム  サトイモ科
Philodendron microstictum Standl.&L .O.Willams'小さい点のある’
特徴
 付着根でよじのぼるつる性植物。葉身は広三角形から心臓形で、成葉では長さ、幅ともに20センチほ
どになるが、幼葉はずっと小型。表面は光沢のある鮮緑色。葉柄は葉身をほぼ同長で、およそ半分が葉鞘と
なる。
栽培 フィロデンドロン・ぺダートゥムに準じる(後文参照
フィロデンドロン・ドメスティクム・バリエガータ フィロデンドロン・ドメスティクム"バリエガータ"  サトイモ科
Philodendron domesticum Bunt.'国内の’
異名 P. hastatum hort.
特徴
 付着根でよじのぼるつる性植物。葉身は長三角形からなが楕円状心臓形で、長さ30センチから
40センチ、幅10センチから15センチ、表面は濃緑色。葉柄は葉身とほぼ同長で、幼葉では基部の半分以上
が葉鞘となるが、成葉ではなくなることがある。園芸品種のバリエガータは葉身に淡黄色の斑が不規則に
入るが緑葉に戻ることも多い。
栽培 フィロデンドロン・ぺダートゥムに準じる(後文参照
フィロデンドロン・グラジエレ フィロデンドロン・グラジエレ  サトイモ科
Philodendron guazidlae Bunt. 'Graziela氏の'
特徴
 付着根でよじのぼるつる性植物。葉身は心臓形から肝臓形で、長さ9センチ、幅11センチほど、先は
尾形で下向きに曲がる。表面は光沢のある緑色で革質。葉柄は葉身とほぼ同長で、幼葉では基部半分が
葉鞘となる。
原産地 ペルー
栽培 フィロデンドロン・ぺダートゥムに準じる(後文参照
フィロデンドロン・レモン・ライム フィロデンドロン・レモン・ライム  サトイモ科
Philodendron cv.Lemon Lime
特徴
 付着根でよじのぼるつる性植物だが、生長が遅いので株立ち状になる。葉身は、長楕円形から楕円形
状倒卵形で、長さ18センチ、幅6センチほど、先は鋭先形、基部は凹型で主脈は太く、5〜7対の側脈がある
。表面はライトグリーン。葉柄は葉身より短い。
栽培 フィロデンドロン・ぺダートゥムに準じる(後文参照
モンステラ・スタンドレヤーナ モンステラ・スタンドレヤーナ  サトイモ科
Monstera standleyana Bunt. ’Standeyの'
異名 Philodendron guttiferum hort.
特徴
 付着根でよじのぼるつる性植物。葉身は卵状長楕円形から倒卵状長楕円形で長さ18センチ、幅8セ
ンチ、程、肉厚で主脈と側脈は少しくぼむ。葉柄は長さ9センチ、程で大部分が葉鞘となる。節間が極めて短い
。変種バリエガータは葉身に白色の小斑が不規則に入る。和名はハネカズラ。
原産地 コスタリカ
栽培 フィロデンドロン・ぺダートゥムに準じる(後文参照
ブーゲンビリア ブーゲンビリア オシロイバナ科
刺や茎によってややよじ登るが、仕立て方により低木状になる。(観葉植物2参照)
オオイタビ オオイタビ クワ科
Ficus pumila L. '小さい'
異名 F.stipulata Thunb.
特徴
 付着根でよじのぼるつる性植物で、茎葉の切り口から白い乳液をだす。雄雌異株。園芸上はフィカス・
プミラと呼ばれていて、幼苗を鑑賞している。幼葉の葉身は卵形で、長さ2センチ、幅1センチほど。葉柄は
短く、あうりは無柄で、早落成の2枚の托葉があり、落ちた後、小枝を一周する跡が残る。成葉の葉身は楕円形
または長楕円形で、長さ5〜9センチ、葉柄は1〜2、5センチで褐色の細毛が密集する。’バリエガータ’は葉
身に黄緑色から白色の小斑が不規則に入る。
原産地 日本の関東東南部以西、四国、九州から西アジア、ベトナム北部
栽培 日のよく当たる場所を好む。霜が降りなければ0度程度でも越冬する。極めて丈夫。(後文参照
備考 属名Ficusは、イチジクに対するラテン古名に由来する。主に旧大陸の熱帯に800種ほどが分布し、日本
にも13種が自生する。
成葉の葉身は楕円形又は長楕円形で、長さ5〜9センチ、葉柄は1から2、5センチで褐色の細毛が密生する。
家庭の鉢栽培では成葉も生じず、花もさかないが、地植えにすると7〜10月ごろにみられる。花序はいちじく状
花序と呼ばれる特殊なもので、花序の軸が肥大してつぼ状になり、なかに多数の花をつける。
オオイタビ・バリエガータ オオイタビ・バリエガータ
フィカス・サギッタータ・バリエガータ フィカス・サギッタ−タ(バリエガータ)  クワ科
Ficus sagittata Vahl 'ヤジリ形の’
異名 F.radicans Desf.
特徴
 付着根でよじのぼるつる性植物で切り口から白い乳液を出す。葉身は長楕円形状披針形で、長さ5〜
10センチ、全緑で無毛。葉柄は7ミリほどで、早落成の2枚の托葉があり、落ちた後、小枝を一周する跡が残る
。’バリエガータ’は葉縁付近に淡黄白色の斑が入る。
原産地 ヒマラヤ東部、フィリピン、カロリン諸島
栽培 冬期は最低五度以上は保つ。その他はオオイタビに準じる(後文参照
アスパラガス・アスパラゴイデス アスパラガス・アスパラゴイデス  ユリ科
Asparagus asparagoides [L.] W.F. wight ”アスパラガス属
Asparagusに似た”
異名 A. medeoloides (L.f) Thunb.;Smilax asparagoides hort.

特徴 茎がまき津いてよじのぼるつる性の多年草で、根は多肉質になる。葉のように見えるのは茎の変化した
もので、葉状茎と呼ばれ、葉に代わって光合成を行う。真の葉は鱗片状または、刺状となり、そのわきに葉状
枝が生じる。葉状茎は互生し、卵形で、長さ2センチほど、濃緑色で光沢があり、たくさんの平行脈が走る。
花は1センチほどだが、あまり咲かない。果実は液果で赤色。
原産地 南アフリカ
栽培 夏の直射日光は避けるが、その他は日によく当てるほうがいい。寒さには強く、冬期は5度以上保つ
ようにする。(後文参照)
備考 園芸上は、旧属名よりスマイラックスと呼ばれる事が多い。
属名Asparagusの由来には諸説あるが、一説にはギリシャ語の強勢語aとsuarasso(引き裂く)の2語がらなり、
ある種のものに鋭い刺があることにちなむ。旧世界の温帯から熱帯に100から300種が分布する。鱗片状の葉
のわきに葉状茎を生ずることからユリ科から独立させてキジカクシ科とする説もある(後文参照)
バニラ・マルギナータ バニラ・マルギナータ  ラン科
バニラ バニラ  ラン科
Vanilla planifolia Andr. '扁平葉の’
特徴
 茎でからみつくつる性植物。多肉質の葉身は長楕円状披針形で、長さ15センチ〜20センチ、幅5〜6
センチ。葉柄は短い。葉腋から短い花茎をだし、総状花序に20花ほどがつく。花は淡黄緑色で、4〜5センチ
、芳香があり、一日ほどでしぼむ。果実は長さ20センチから25センチのさく果で、バニラビーンと呼ばれ、
芳香性のバニリンを1から2パーセント含み、アイスクリームなどの香りづけにもちいられる。
'マギナータ'は黄色の縦じまが美しい。
原産地 熱帯アメリカ
栽培 高温多湿を好み、日によく当てる。冬期は最低12度以上は保つ。ミズゴケ植えするとよい。繁殖は取り木
による。
備考 属名Vanillaはスペイン語vanilla(小さな鞘)に由来し、果実の形による。ブラジル、熱帯アフリカ、西インド
諸島を中心に、世界の熱帯から亜熱帯に約90種が分布する。
フィロデンドロン・ビペンニフォリウム フィロデンドロン・ビペンニフォリウム  サトイモ科
Philodendron bipennifolium Schott ’2回羽状葉の’
異名 P.pandurifome hort.
特徴
 付着根でよじのぼるつる性植物。葉身は光沢のある暗緑色で、5浅裂し、鉢栽培下では長さ20〜25
センチほど。頂裂片は倒披針形で、長さは葉身の半分以上。他の基部の4裂片は、あまり深く切り込まない。
葉柄は葉身よりやや短い。
原産地 ブラジル東西部
栽培 フィロデンドロン・ぺダートゥムに準じる。(後文参照)
備考 市場では異名の種名を省略して「パンドラ」とよんでいる。
セネシオ・マクログロッスス セネシオ・マクログロッスス  キク科
Senecio macuoglossus DC. '大きい舌状花の’
特徴
 茎は巻きついてよじのぼるつる性植物。葉身は三角状ほこ形で、普通3から5、浅裂し、長さ3から5セ
ンチ。葉柄は1.5から2.5センチ。舌状花と筒状花で一つの花のように見える頭状花序をつくる。頭状花序は5
センチほどで、周辺部の舌状花は雌花、中心部の筒状花は両性花。一般に栽培されるのは園芸品種の
’バリエガ−ツム’で、葉縁に黄白色の斑が入る。開花期は冬。
原産地 南アフリカ
栽培 日のよく当たる所で管理し、乾燥を好む。冬期は最低5度以上に保つとよいが、乾燥気味に育てれば
0度近くまで耐える。排水の良いものを使う。高温期はよく生長するので、水と肥料を切らさないようにする。
繁殖はさし木による。
備考 属名Senecioは「老人の」意味で、果実に白色または灰色の冠毛があるこに由来する。全世界に2000
〜3000種が自生している。
英名のナタール・アイビーやワックス・バインで呼ばれる事もある。
ヘデラ・カナリエンシス ヘデラ・カナリエンシス  ウコギ科
Hedera canariensis Wild. ’カナリア諸島原産の’
特徴
 付着根でよじのぼるつる性植物。茎や葉柄は赤紫色。幼葉と葉身は卵形で、長さ10から15センチ、全縁
から3〜7浅裂し、基部は心臓形。成葉は裂けず、卵状披針形となる。園芸品種の’バリエガータ’は
シロオカメズタやフイリカナリーキズタと呼ばれ、葉身は白から黄白色の覆輪が入り、性質は基本種に比べて
やや弱い。
原産地 カナリア諸島
栽培 日のよく当たる所を好む。耐寒性があり、戸外でグランドカバーや壁面緑化に多用されている。
用土の乾燥には強いが、排水の悪いものは嫌う。日陰でもよく育つ(後文参照
備考 和名はアオオカメズタで、カナリーキズタとも呼ばれる。属名はHederaは、ツタに対する古代ラテン名に
由来する。ヨーロッパ、北アフリカ、西アジアに約5種が分布し、日本にも1種が自生する。
ヘデラ・カナリエンシス・バリエガータ ヘデラ・カナリエンシス・バリエガータ
ヘデラ・ヘリックス・グレイシャー ヘデラ・へリックス(写真はグレイシャー) ウコギ科
Hedera helix L. ’螺旋状の’
特徴
 付着根でよじのぼるつる性植物。幼葉の葉身は3〜5浅裂し、長さ5〜6センチ、表面は濃緑色で葉脈は
白味を帯び、裏面は淡緑色。成葉の葉身は裂けず、楕円形から卵形。変種ヒベルニカ var.hidernica [Kir-chn.]
H.Jaeg.は、基本種に比べて大きく、丈夫である。たくさんの園芸品種があり、葉形や葉斑が変化に富む。
’グレイシャー’は灰緑色地に銀灰色の斑が入り、葉縁がクリーム色になる。’ゴールドチャイルド’は葉縁が黄色
で、中央部は灰緑色。’ゴールドハート’は濃緑色地に黄色の斑が中央部に入る。’ピッツバーグ’は濃緑色地
に白い葉脈が目立つ。’シャムロック’ははっきりと3裂する。’メイプル・クイーン’はピッツバーグ’の枝変わりで
、頂裂片が長く濃緑色地に明色色の脈が目立つ。また、’エレクタ’のように節間が短く、茎が直立する園芸品
種もある。
原産地 ヨーロッパ、西アジア、北アメリカ
栽培 日のよく当たる所を好むが、日陰でもよく育つ。大変丈夫で、暖地では戸外で越冬し、壁面緑化にも
利用されている。用土の過湿は嫌うのでちゅういする。
ヘゴ付け吊り鉢仕立てのほか、さし木苗をミニ観葉として使ったり、寄せ植えやテラリウムの素材として
使ったりでき、大変利用範囲の広い植物である(後文参照
備考 和名はセイヨウキズタで、イングリッシュ・アイビーとも呼ばれる。
ヘデラ・へリックス・メープル・クイーン ヘデラ・へリックス・メイプル・クイーン
ヘデラ・へリックス・ゴールド・ハート ヘデラ・へリックス・ゴールドハート
セイシカズラ セイシカズラ  ブドウ科
Cissus discolor Blume ’二色の’
特徴
 巻きひげでよじのぼるつる性植物。茎と巻きひげは桃赤色。葉身は卵形で、長さ10〜15センチ、先は
尖り、葉縁にはきよ歯があり、しわが目立つ。表面は緑色地に銀灰色、桃色、紫色の斑があり、ビロード状の
光沢がある。裏面は紫色。葉柄は紅紫色。上部の茎の主軸に散形状の集散花序をつくり、その下の葉のわきに
できた側枝が伸長して主軸のようになるので、花序と葉は対生するようにみえる。巻きひげも主軸が変化したも
ので、側枝が主軸のように見える。このような分枝法を仮軸分枝といい、前述のシッサス・ロンビ・フォリアも
同様である。
原産地 インドネシア
栽培 日のよく当たる所を好むが、夏は半日陰で管理しないと葉やけを起こす。寒さには特に弱く、冬期は最
低10度以上は保つ。用土の乾燥には強いので、冬期は水をひかえて、耐寒力をつけるとよい。
繁殖はさし木による。
トケイソウ トケイソウ  トケイソウ科
Passiflora caerulea L.’青色の’
特徴
 巻きひげでよじのぼるつる性の低木。葉身は掌状に5〜9深裂そ、葉柄基部に卵形の托葉がある。花は
7〜10センチで、枝の変化した巻きひげのわきに単性する。花弁とがく片は各5個ずつ、内側は白色から桃色を
帯びる。糸状の副花冠の基部は紫色、中央部は白色、先端は青色となる。花床は隆起して柱状となり、その
上に雄しべろ雌しべがるく。開花期は初夏。
原産地 ブラジルからアルゼンチン
栽培 日のよう当たる所を好む。本属中、、最も寒さに強く、暖地の無霜地帯では戸外でも越冬できる。
前年に伸びた茎に花がつくので、寒さで茎をいためないようにする。繁殖はさし木による。
備考 属名Passifloraは、ラテン語の(苦悩=キリストの受難)と(花)の2語からなり、副花冠をキリストの頭上
にかぶせられたイバラの冠に、5個の葯と先が3裂した花柱をそれぞれ傷と爪に見立てた事に由来する。
和名のトケイソウは、花披(花弁とがく片)と副花冠を時計の文字盤に、雄しべと雌しべを針に見立てたもの。
クダモノトケイソウ クダモノトケイソウ  トケイソウ科
Passiflora edulis Sims ’食用になる’
特徴
 巻きひげでよじょのぼるつる性の低木。葉身は掌状に3中裂し、長さ5〜10センチで、葉縁にはきょ葉が
ある。葉柄の上には2個の腺体がある。花は5から8センチで、巻きひげのわきに単性し、花柄上部に三枚の
包がある。花弁とがく片は内側が白色で、外側は緑色をおびる。糸状の副花冠はよじれており、基部は紫色
で、先は白色。開花期は初夏。果実はパッション・フルーツの名でしられ、直径5センチほどの卵形で、熟すと
赤紫色になる。種子を含む仮種皮は多汁質で芳香があり、生食のほか、ジュース原料として利用される。
原産地 ブラジル
栽培 日のよく当たる所を好み、冬期は最低5度以上は保つようにする。その他はトケイソウに準じる。
備考 果実を利用するために栽培されるものに、このほかオオミノトケイソウ(P.quadrangu;a-ris L.)などがある。
ホザキノトケイソウ ホザキノトケイソウ  トケイソウ科
Passiflora racemosa Brot.’総状花序の’
特徴
 巻きひげでよじ登るつる性の低木。葉身は普通、掌状に3中裂し、長さ7〜10センチほど、葉柄には2個
の腺体があり、基部に托葉があるか、または欠く。花は10センチほどで、茎の先端近くのまきひげのわきより、
総状花序をつくり、垂れ下がる。花弁とがく片は橙赤色。糸状の副花冠は短い。開花期は初夏。
原産地 ブラジル南東部
栽培 クダモノトケイソウに準じる。
パッシフローラ・コッキネア パッシフローラ・コッキネア  トケイソウ科
Passiflora coccinea Aubl. ’緋赤色の’
特徴
 巻きひげでよじのぼるつる性の低木。葉身は長楕円形で、長さ10〜15センチ、葉縁に重きょ歯がある。
葉柄基部に2個の腺体がある。花は8センチほどで、巻きひげのわきに単性する。花弁とがく片は緋赤色。
糸状の副花冠は短い。和名はベニバナトケイソウ。
原産地 ベネズエラからボリビア
栽培 クダモノトケイソウに準じる。
マンデビラ・アマビリス マンデビラ・アマビリス  キョウチクトウ科
Mandevilla×amabilis (hor.backh.)Dress '愛らしい’
異名 Dipladenia × amabills hort. Backh.
特徴 
茎で巻きついてよじのぼるつる性の低木で、茎葉の切り口からは白い乳液がでる。葉身は卵状長楕円形
で、長さ10センチほど。花は葉腋に総状花序をつくる。
花冠は遅斗形で、先は5裂し、10センチ程で、濃桃色。
来歴 種間交雑種で、片親はマンデビラ・スプレンデンスM.splendens [Hook.f] Woodsonで、他は不明。
栽培 日のよく当たる所を好み、冬期は10度以上は保つ。用土は排水のよいのを使う。繁殖はさし木。
備考 属名Mendevillaは、1837年ごろブエノスアイレス駐在のイギリス公使だったH.J.Mandevilleの名にちなむ。
熱帯アメリカに約100種が分布している。
園芸上は旧属名のディプラデニアの名で呼ばれていることが多い。
マダガスカル・ジャスミン マダガスカル・ジャスミン  ガガイモ科
Stephanotis floribunda Brongn.'多花性の’
特徴
 茎で巻きついれよじのぼるつる性植物で、茎葉の切り口から白い乳液を出す。葉身は楕円形で長さ5〜
10センチ、先は鋭形、やや厚く、光沢がある。花は春から秋にかけて、葉腋からでる集散花序に5〜8個付き
、白色で芳香がある。がくは5全裂。花冠は高盆形で、3から4センチの筒部があり、先は5裂する。副花冠は
5個で、葯の背に直立してつき、外からは見えない。
原産地 マダガスカル
栽培 日の当たる所を好み、冬は用土を乾燥気味に管理すれば5度くらいで越冬する。繁殖はさし木により、
乳液がでなくなるまで水あらいしてから、川砂などに挿すとよい。
備考 和名はマダガスカルシタキソウ。属名Stephanotisは、ギリシャ語のStephanos(冠)とous(耳)からなり、
副花冠の裂片の形にちなむ。アジア東南部からマレーシア、マダガスカルにかけて約15種が分布し、日本に
1種が自生する。
サクララン サクララン  ガガイモ科
Hoya carnosa [L.F.] R.Br. '多肉質の’
特徴
 茎でまきついてよじのぼるつる性植物で、茎葉の切り口から白い乳液をだす。葉身は楕円形で、長さ5〜
10センチ、厚くて光沢があり、裏面に毛がある。花は初夏から初秋に、葉腋からでる太い花柄の先に散形状に
付く。花冠は赤みをわずかに帯びた白色で、12〜15ミリ、裂片は三角状卵形で、内面に短い突起毛が密生す
る。副花冠は星状に開出して、光沢があり、中央部は赤く色ずづく。園芸品種の’バリエガータ’は、葉縁付近に
乳白色、ときに桃色の斑が入る。’エキゾティカ’は、葉の中央部に黄色や桃色の斑が入る。’コンパクタ’は
凹凸した葉が密に重なり合い、’コンパクタ・バリエガータ’はさらに斑が入る。
原産地 九州南部から琉球、中国南部からオーストラリア
栽培 夏は半日陰で管理し、冬は日のよく当たる所で最低6〜7度保つ。毎年同じ葉腋に花芽がつくので、一度
花が付いた茎は切り取らない。繁殖はさし木。
よく似た種類 ホヤ・ベラ(H.bella Hook)
備考 
属名Hoyaは、イギリスの園芸家Thomas Hoyを記念して付けられた。インド中国南部、太平洋諸島、
オーストラリアに約200種が分布し、日本にも1種が自生する。

サクララン・ルブラ サクララン・ルブラ
サクララン・コンパクタ・バリエガータ サクララン・コンパクタ・バリエガータ
マツリカ マツリカ  モクセイ科
Jasminum sambac [L.] Ait. ’アラビアの’
特徴
 茎でまきついてよじのぼるつる性植物で、茎には軟毛がある。葉は単葉、ときに三出副葉で、広卵形、
長さ5〜7センチ。花は白色で、茎頂に集散花序をつくり、芳香がある。がくは筒状で、先は歯状となる。花冠
は2センチほどで、ふつうは半八重のものが栽培されるが八重大輪のものもある。
原産地 アラビアからインドにかけての熱帯アジアと考えられる。
栽培 日のよく当たる所で管理し、冬期は最低10度は保つ。繁殖はさし木による。
備考 属名Jasminumは、マツリカのアラビア名に由来する。旧世界の熱帯から温帯にかけて約200種が分布
し、沖縄に1種が自生する。
中国名は抹利(モーリー)で和名もこれに由来する。中国南部や台湾では、つぼみを摘んで乾燥させ、ジャスミン
・ティーの香り付けに使う。フィリピンとインドネシアの国花で、ハワイではレイに用いる。
ハゴロモジャスミン ハゴロモジャスミン  モクセイ科
Jasminum polyanthum Frandh. ’多花性の’
特徴
 茎で巻きついてよじのぼるつる性の低木。葉は羽状複葉で、小葉は5〜7枚、披針形で基部から3脈
がでる。花は茎頂または葉腋に集散花序をつくり、5〜25個が付き、芳香がある。がくは先が5裂する。
花冠は白色で外側は紫桃色を帯び、筒部は2センチほどで、先は5裂する。
原産地 中国南部
栽培 日のよく当たる所で管理する。耐寒性があり、暖地の無霜地帯では戸外で越冬することもあるが、鉢で
栽培する場合は、冬期は明るい室内に置くとよい。繁殖はさし木による。
パンドレア パンドレア  ノウゼンカズラ科
Pandorea jasminoides [Lind.] K.Schum. ’ソケイ属[Jas-minum]に似ている’
特徴
 茎で巻きついてよじのぼるつる性の低木。葉は羽状複葉で、小葉は5〜9枚で卵形から披針形、長さ2.5
〜5センチ、全縁で光沢があり、頂小葉以外はほとんど無柄。8月から10月に、茎頂に数花を円すい花序につけ
る。花冠は5センチ程、遅斗形で、先は5裂し、白色で、喉部は濃紅色。葉に黄白色に斑が不規則に入るものも
出回り始めている。
原産地 オーストラリア
栽培 日のよく当たる所で管理し、冬期は簡単な防寒を行えばよい。繁殖はさし木による。
備考 和名はソケイノウゼン。属名Pandoreaは、ギリシャ神話の女神パンドーラPandoraに由来する。マレー群
島からオーストラリアに7〜8種が分布する。
ゲンペイカズラ ゲンペイカズラ  クマツヅラ科
Clerodenfrum thomsoniae Balf.'W.Thomson 夫人の'
特徴
 茎でまきついてよじのぼるつる性の低木。葉身は卵形から長楕円形、長さ12センチ程、先は鋭先形で、
全縁。初夏から夏に、茎頂に集散花序に多数の花がつく。がくは花冠よりおおきく白色で、開花後は紫桃色
に変わり、枝に残る。花冠は2〜2.5センチ、濃赤色で先端は5裂する。花冠とがくの紅白により、和名の「源平
かずら」がついた。園芸品種の’バリエガータ’は葉に斑がはいって美しい。
原産地 熱帯西アフリカ
栽培 日のよく当たる所で管理し、冬期は最低5度は保つ。繁殖はさし木による。
備考 属名Clarodendrumは、ギリシャ語のKleros(運命)とdendron(樹)からなり、セイロン島産の2種のうち、1種
を「幸福の木」、他種を「不運の木」と呼んだことに由来する。主として東半球の熱帯から温帯にかけて約450種
が分布し、日本には、2種が自生する。
ゲンペイカズラ・バリエガータ ゲンペイカズラ・バリエガータ
クレロデンドルム・スプレンデンス クレロデンドルム・スプレンデンス  クマツズラ科
Clerodendrum splendens G. Don ’強い光沢のある’
特徴
 茎で巻きついてよじのぼるつる性の低木。葉身は長楕円形から楕円形、光沢があり、長さ16センチ、
幅12センチほどで、葉縁はやや波状となる。花は茎頂にたくさんの花が集散花序に付く。がくは赤紫色、花冠
は2.5センチで朱赤色。開花後は主として冬から春だが、他の季節にもよく咲く。
原産地 熱帯西アフリカ
栽培 ゲンペイカズラに準じる。
備考
 導入は比較的最近だが、年に数回花が咲き、がくが小さいことから、かえって花冠の美しさが目立つた
めに、少しずつ普及しはじめている。鑑賞温室内で、地植えにして、トレリス仕立て、アーチ仕立てにすると見事
である。
クレオデンドルム・スペキオースム クレロデンドルム・スペキオースム  クマツズラ科
Clerodendrum ×speciosum Dombr. ’美しい’
特徴
 茎で巻きついてよじのぼるつる性の低木。葉身は卵形で、やや光沢があり、長さ13センチ、幅6センチ
ほど。主として夏に茎頂に多数の花を、集散花序につける。
がくは星状に5裂し淡緑色から淡桃色、紅色に変わり、開花後も枝に残る。花冠は2から2.5センチで、
濃紅色。
前述のクレロデンドルム・スプレンデンスとゲンペイカズラとの交配種。
和名はベニゲンペイカズラ
栽培 ゲンペイカズラに準じる。
エクメア・カウダータ エクメア・カウダータ  パイナップル科
Aechmea caudata Lindm ’尾状の’
特徴
 着性の草本植物。葉は長さ50センチ、幅5センチほどで、葉縁には微小の刺がある。花は円すい花序
につく。がく片は微突形で、基部で合着し、橙色。花弁は明黄色。園芸品種のバリエガータは、葉にクリーム色
の縦じまが走り、よく栽培されている。開花期は冬。
原産地 ブラジル
栽培 明るめの半日陰で管理する。生育適温は20から25度前後だが、7度程度でも耐えることができる。
用土はミズゴケ単用などがよい。用土がかわいていれば水を与え、葉の筒状部にも水を貯えておく。
冬期には水を控えめに与える。基部から生じる側芽を切り離して更新するとよい(後文参照
備考 属名Aechmeaは、ギリシャ語aichme(尖り)により、がくの先端が尖ることに由来する。熱帯アメリカに
約168種が分布する(後文参照)
エクメア・シャンティニー エクメア・シャンティニー  パイナップル科
Aechmea chantinii [Carriere] Bak. 'Chantin氏の’
特徴
 ちゃくせいの草本植物。葉は広線形で、長さ30センチ、幅5センチほどで、両面とも濃緑色地に銀白色
の波状横縞が入り、葉縁には鋭い刺がある。直立する花茎の下部には赤橙色の目立つ包が数枚つき、上部
は分枝する。がくは赤橙色で長く残る。花弁は黄色で、すぐにしぼむ。’ヤマモト’は葉が全体に黒味を帯びる。
開花期は夏。
原産地 ブラジル
栽培 エクメア・カウダータに準じる。側芽の発生は少ない(後文参照
エクメア・ファスキアータ エクメア・ファスキアータ  パイナップル科
Aechmea fasciata [Lindl.] Bak.’横縞の’
特徴
 着性の草本植物。葉は長さ50センチ、幅6センチほどで、葉縁には刺が密生する。裏面の横縞や斑は
白色の鱗片によるもので、ふき取れば落ちるので注意する。花は穂状または円すい状に多数が密に付く。
鋭く尖った包は、桃色で何ヶ月も変色せずに美しい。がくは筒部が黄味を帯び、3枚の裂片は鮮赤色。花弁
はつぼみの時は青味を帯び、咲けば徐々に赤色になり、短命である。
園芸品種の’バリエガータ’は葉の中央に幅広い黄色縦じまがはいる。
’アルボマルギナータ’は、葉縁にクリーム色の覆輪が入る。
開花期は初夏。
原産地 ブラジル
栽培 エクメア・カウダータに準じる。側芽の発生は少ない(後文参照
エクメア・ファスキアータ・アルボマルギナータ エクメア・ファスキアータ・アルボマルギナータ
エクメア・フルゲンス エクメア・フルゲンス  パイナップル科
Aechmea fulgens Brongn. ’光沢のある’
特徴
 着性の草本植物。葉は長さ40センチ、幅7センチほどで、葉縁には小さな刺があり、表面は緑色。花は
円すい花序に多数つく。がくは円すい状卵形、明赤色で、サンゴ玉のように見える。花弁は明青色で短命で
ある。基本種 var.fulgens は、葉裏面が緑色。変種ディスコロル var.discolor [c.Morr] Brongn.ex Bak.は
葉裏面が紫色を帯びる。開花期は初夏から夏。
原産地 ブラジル
特徴 エクメア・カウダータに準じるが、やや日陰を好む(後文参照
備考 基本種の和名はサンゴアナナス。変種ディスコロルの和名はウラベニサンゴアナナス。
エクメア・フルゲンス・ディスコロル エクメア・フルゲンスの変種ディスコロル
エクメア・オルランディアーナ エクメア・オルランディアーナ  パイナップル科
Aechmea orlandiana L.B.Sm. ’Orland氏の’
特徴
 着性の草本植物。葉な長さ30センチ、幅4センチほどで、暗褐色のジグザグ模様が入る。花包は先が
尖り、橙赤色。がくは微変形で、白色。花弁は黄色。開花期は冬。
原産地 ブラジル
栽培 えくめあ・カウダータに準じる。(後文参照
トックリアナナス トックリアナナス  パイナップル科
Aechmea recuvata [Klozsch] L.B.Sm. ’そり返った’
特徴
 着性の草本植物。葉は長さ25センチほどで、そり返り、葉縁には刺があり、短い茎に密について、
トックリ状になる。中央の葉は、開花中に徐々に赤色になる。花は花茎上に密につく。花包は赤色で、先は
尖る。がく片は突形。花弁は紫桃色。変種オルトギーシィー var.ortgiesii [Bak.] Reitzは小型で、ヒメトックリ
とも呼ばれる。開花期は冬
原産地 ブラジル、ウルグアイ
栽培 耐寒性、耐熱性が強く、直射日光にも耐える。
その他は、エクメア・カウダータに準じる。(後文参照
エクメア・ティランジオイデス・バリエガータ エクメア・ティランジオイデス(写真は’バリエガータ’)  パイナップル科
Aechmea tillandsioides [Mart.ex Schult.] Bak ’ティランジア属(TIllandsia)に似た’
特徴
 着性の草本植物。葉は狭線形で、長さ40センチ、幅3センチほど、葉縁には刺がある。花は穂状花序
につく。花包は深紅色。がくと花弁はクリーム色。果実は液果で、紫青色を帯びて、長く株に付き美しい。
園芸品種の’バリエガータ’は葉に黄白色の縦じまが入る。
’エンペラー’は、同様の縦縞が走るが、よりわい性である。開花期は晩秋。
原産地 ブラジルからコロンビア
栽培 エクメア・カウダータに準じる。(後文参照
エクメア・フォスターズ・フェイバリット エクメア・フォスターズ・フェイバリット  パイナップル科
Aechmea cv.Foster's Favorite
特徴
 着性の草本植物。葉はワインレッドで美しく、長さ30センチ、幅5センチほどで、葉縁には小さい刺がある
。花序は垂れ下がる。液果は暗赤色で、長く株につく。開花期は晩秋。

エクメア・ラキネ A.racinaeL.B.Sm.とエクメア・ビクトリアーナ A. victoriana L.B.Sm.の種間交雑種。

栽培 やや日陰を好み、その他は。エクメア・カウダータに準じる(後文参照
パイナップル・バリエガーツス パイナッップル(写真は’バリエガーツス’)  パイナップル科
Ananas comosus [L.] Merrill  ’長束毛のある’
特徴
 地生の草本植物。葉は厚く、革質で、長さ1メートル、幅2センチほどにもなり、先端は鋭く尖り、葉縁
には刺がある。100個以上に小花が融合して集合果をつくるが、家庭では大きくならない。表面に配列する各
果実は硬化して食べられない。可食部は花軸、子房、花托、包の基部で、多汁で芳香と甘味があり、生食の
ほか、缶詰などの加工にもちいられる。
園芸品種は多数あり、食用では’スムース・カイエン’が有名で、葉縁には刺がなく、集合果では大型で
3.5から4キロにもなる。観賞用としては、’バリエガーツス’があり、葉にクリーム色、白色、桃色の縦縞が
入り、フイリパイナップルとも呼ばれ、小型ながらも集合果ができる。
原産地 熱帯アメリカ
栽培 日によく当たる所で管理し、冬期は最低7度以上は保つ。用土は腐葉土と砂を含む、排水の良いものを
使う。水は控えめに与える。食用として購入した集合果の、上部につく冠芽を用いても繁殖できる。
食用部をすこしつけて冠芽を切り取り、日陰に一昼夜おいて切り口を乾かしてから、赤玉土6、バーミキュライト
4の混合用土にする。乾かし気味に管理すればやがて発根する。適期は5月〜7月。新葉が展開してくれば、
鉢上げする。
備考 属名Ananasは、パイナップルに対する南米の土名nanasに由来する。熱帯アメリカに9種が分布する。
園芸上、アナナスといえば、パイナップル科の植物全体を意味する。
ビルベルギア・ピラミダーリス ビルベルギア・ピラミダーリス  パイナップル科
Billbergia pyramidalis [Sims] Lindl. 'ピラミッド形の’
特徴
 着性の草本植物。葉は長さ40〜50センチ、幅4〜5センチで、葉縁には細かい刺がある。花は密な長さ
10センチほどの穂状花序につく、包は明るい橙赤色で、目立つ。がくは淡紅色で白粉に覆われる。花弁は明
るい橙赤色で先端は紫色。園芸品種の’バリエガータ’は葉にクリーム色の覆輪が入る。開花期は秋だが短命

原産地 ブラジル
栽培 日のよく当たる所か、半日陰で管理し、やや耐寒性がある。その他はエクメア・カウダータに準じる。
備考 和名はベニフデツツアナナス。
属名Billbergiaは、スウェーデンの植物学者J.G.Billberg氏の名を記念してつけられた。熱帯アメリカに約52種が
分布する。
ビルベルギア・ヌータンサス ビルベルギア・ヌータンス  パイナップル科
billbergia nutans H.Wendl. ’下垂の’
特徴
 着性の草本植物。葉は長さ30センチ〜40センチ、幅1〜1.5センチ、葉縁には疎に細かい刺があるが
、中央部の葉は無刺。花茎長さ30センチ程で、数花を付けて下垂し、桃赤色の目立つ包がある。花は長さ4〜
5センチ。がくは桃赤色で、先端縁辺は青味を帯びる。花弁は緑色で青紫色の覆輪がはいる。開花期は冬。
原産地 ブラジル
栽培 日のよく当たる所で管理する。本科なか、最も耐寒性が強いものの一つ。その他は、えくめあ・カウダータ
に準じる。
和名はヨウラクツツアナナス。
ビルベルギア・アモエナ ビルベルギア・アモエナ
Billbergia amoena [Lodd.] Lindl. ’愛すべき’
異名 B.speciosa Thunb.
特徴
 着生の草本植物。葉は長さ30〜60センチ、幅4センチほどで、葉縁には細かい刺がある。花は穂状また
は総状花序につき、花茎には赤色の目立つ包がある。花は長さ7センチ程。がくは濃緑色で、先は青味を帯びる
。花弁も淡緑色で、先は青味を帯、長さはかくの2倍ほど、開花期は夏から秋。
原産地 ブラジル
栽培 日のよく当たる所で管理し、その他は、エクメア・カウダータに準じる。
ビルベルギア・ファンタジア ビルベキア・ファンタジア  パイナップル科
Billdergia cv Fantasia
特徴
 葉は長さ30〜40センチ、幅4センチ程で、緑色地に桃色やクリーム色の斑点が入り、極めて美しい。
花は穂状花序につき、深紅色の目立つ包がつく。がくは桃赤色。花弁は青味を帯びている。開花期は夏。
前述のビルベルギア・ピラミダーリスと、ビルベルギア・サウンダーシーBilldrgia saundersii hort ex C.Kochの
種間交雑種。
栽培 ビルベルギア・ピラミダーリスに準じる。
ニズラリウス・ビルベルギオイデス ニズラリウス・ビルベルギオイデス  パイナップル科
Nidularium billbergioides [Schult.f.] L.B.Sm. ’ビルベルギア属 (Billbergia)に似た’
異名 N.citrinum (Burchell ex Bak.) Mez
特徴
 着性の草本植物。葉は長さ20〜30センチ、幅2〜3センチで葉縁には柔らかく細い刺がある。花茎は
直立し、長さ10センチほどで、頂部に黄色から淡桃赤色の包を密につけ、包の腋より長さ2センチほどの白い花
が咲く。開花期は夏から秋。
原産地 ブラジル
栽培 日陰で管理し、その他はエクメア・カウダータに準じる。
備考 属名Niduarinmは、ラテン語nidus(鳥の巣)により、花序の形に由来する。ブラジルに約23種が分布する
クリプタンサス・アカウリス クリプタンサス・アカウリス  パイナップル科
Cryptanthus acaulis (Lindl.) Beer ’無茎の
特徴
 地生の草本植物。葉は楕円状披針形で、長さ10〜12センチ、幅3センチほどで、葉縁は波状となり、
刺があり、鮮緑色で、白色の鱗片がつく、花は白色で、長さ3〜4センチ。園芸品種の’ルーベル’は、葉が
暗褐色となる。’バリエガーツス’は葉にクリーム色の覆輪が入って美しい。開花期は冬から春。
原産地 ブラジル
栽培 半日陰で管理し、冬は最低5度以上保つ。側芽がよく生じ、ほっておいても親株から離脱するので
そのつど水ゴケで植え替えるとよい(後文参照)
備考 和名はヒメアナナス。
属名Cryptanthusは、ギリシャ語でkrypto(隠れる)と、anthos(花)の2語からなり、完全花がほとんど葉の間に
かくれていることによる。株の中央から出る不完全はよく見える。ブラジルに約20種が分布する
クリプタンサス・アカウリス・バリエガーツス クリプタンサス・アカウリス・バリエガーツス
クリプタンサス・ビウィッタートゥス クリプタンサス・ビウィッタートゥス  パイナップル科
Cryptanthus bivittatus(Hook.)Regel '2つの縦縞の’
特徴
 地生の草本植物。葉は披針形で、長さ6〜8センチ、幅2センチほどで、葉縁は波状となり、小さな刺が
あり、表面は褐緑色地に赤みを帯びた2本の、縦縞が入り、裏面は白色の鱗片で覆われる。
原産地 ブラジル
栽培 クリプタンサス・アカウリスに準じる(後文参照)
クリプタンサス・プロメリオイデス クリプタンサス・プロメリオイデス  パイナップル科
Cryptandhus bromelioides Otto & A. Dietr. ’プロメリア属(Bromelia)に似た’
特徴
 地生の草本植物。葉は披針形で、長さ15〜20センチ、幅3〜5センチ、葉縁は波状で刺があり、表面は
波状で刺があり、表面は緑色、裏面は銀緑色。花は白色。開花期は秋。
変種のトリコロール var.tricolor M.B.Fosterは葉にクリーム色の縦縞が入り、基部は桃赤色を帯びて美しい。
原産地 ブラジル
栽培 クリプタンサス・アカウリスに準じる(後文参照)
クリプタンサス・プロメリオイデス・トリコロール クリプタンサス・プロメリオイデスの変種トリコロール
クリプタンサス・ゾナートゥス クリプタンサス・ゾナートゥス  パイナップル科
Cryptanthus zonatus(Vis.)Beer ’環状線のある’
特徴
 地生の草本植物。葉は披針形で、長さ15〜20センチ、幅3センチほど、葉縁は波状で刺が密に付き
表面は緑色地に銀白色の不規則な横縞がはいり、裏面は白色の鱗片で覆われる。園芸品種の’ゼブリヌス’
は葉がより大きく赤みを帯びた褐色で、はっきりとした銀白色の横縞が入る。花は白色。開花期は冬から春。
原産地 ブラジル
栽培 クリプタンサス・アカウリスに準じる(後文参照)
和名はトラフヒメアナナス
クリプタンサス・イット クリプタンサスの園芸品種(写真はイット)  パイナップル科
Cryptanthus cvs.
特徴
 まだ一般的ではないが、多くの園芸品種が導入されている。’イット’の葉は披針形で、長さ10〜15
センチ、幅2.5〜3センチ、葉縁は波状で刺があり、表面は緑色から褐赤色地に、鮮桃色の覆輪が入る。
’ラキネー’の葉は狭披針形で、長さ10〜15センチ、幅2〜3センチ、葉縁は波状で刺があり、表面は淡緑色
に褐色の覆輪が入り、銀灰色の横縞が不規則に走る。光線の強弱によって葉色が同じ個体でもかなり異なるり
、一般に光が強いと赤みを帯び、弱いと緑色を帯びる。
栽培 クリプタンサス・アカウリスに準じる(後文参照)
ネオレゲア・カロリナエ・トリカラー ネオレゲア・カロリナエ"トリカラー"  パイナップル科
Neoregelia carolinae(Beer)L.B.Sm.'Caroline Morren嬢の’
特徴
 着性の草本植物。葉は披針形で光沢があり、長さ30〜40センチ、幅3.5センチほどで、葉縁には刺が
あり、表面は緑色で、開花時には中央部の葉の基部が深赤色に色付き、2〜3ヶ月は観賞できる。花は長さ4
センチ程で、花弁の先端は紫青色。開花期は春から夏。園芸品種の’トリカラー’は葉に黄白色の縦縞が入り
、やはり開花時には中央部の葉基部が美しく色ずく。
原産地 ブラジル
栽培 エクメア・カウダータに準じる。
備考 属名Neoregeliaは、ギリシャ語のneos(新しい)と、旧属名Aregeliaよりつけられた。約52種が主として
ブラジルに分布する。
ネオレゲリア・スペクタビリス ネオレゲリア・スペクタビリス  パイナップル科
Neoregelia spectabilis(T.Moore)L.N.Sm. ’すばらしい’
特徴
 着性の草本植物。葉は長さ30〜40センチ、幅5センチほど、葉縁には刺があり、表面は緑色で先端は
赤色、裏面は紫色を帯び、灰色の横縞が入る。花は長さ5センチほどで、花弁は先が青紫色。
開花期は、春から夏。
原産地 ブラジル
栽培 半日陰から日によく当たる所で管理し、その他はエクメア・カウダータに準じる。
備考 和名はツマベニアナナス
ニズラリウム・フールゲンス ニズラリウム・フールゲンス  パイナップル科
Nidularium fulgens Lem. ’光沢のある’
特徴
 着生の草本植物。葉は披針形から長楕円形、長さ30センチ、幅5センチほどで、葉縁には刺があり、
表面は淡緑色地に濃緑色の斑点がある。包は明緋色で、美しく、やはり縁に刺があり、長く観賞できる。
花は白色。開花期は初夏。
原産地 ブラジル
栽培 日陰で管理し、その他はエクメア・カウダータに準じる。
ニズラリウム・インノセンティー・リネアートゥム ニズラリウム・インノセンティー (写真は変種リネアートゥム)  パイナップル科
Aechmea weilbachii Didr. 'Weibach氏の'
特徴
 着生の草本植物。葉は長さ40〜50センチ、幅4センチほど、葉縁はやや波状で刺があり、表面は緑色
で縁や基部が赤味を帯び、裏面は暗赤色。開花時には中央の包が赤色となる。花は長さ5センチほどで、
白色。’変種リネアートゥム’var.lineatum(Mez)L.B.Sm.は、葉に多数の白色条線が入り、開花時には包の先端
が赤色になる。開花時は冬から春で、包は長く色付いている。
原産地 ブラジル
栽培 日陰で管理し、その他はエクメア・カウダータに準じる。
エクメア・バイバルバッキー・レオディエンシス エクメア・バイルバッキー(変種レオディエンシス) パイナップル科
Aechmea weibachii Didr. 'Weibach氏の'
特徴
 着生の草本植物。葉は長さ40〜50センチ、幅3センチほどで、上部には刺はなくて、一見すると全緑
のようだが、基部には柔らかい刺があり、表面と裏面はともに緑色。花は円すい花序につき、花茎は赤色で、
赤色の舟形の包がある。がくは赤紫色。花弁は薄紫色。液果は赤色で、長く楽しめる。
変種レオディエンシスvar.leodiensis Andreは、葉の先端や裏面が紫色を帯びる。
原産地 ブラジル
栽培 エクメア・カウダータに準じる(後文参照
グズマニア・マグニフィカ グズマニア・マグニフィカ  パイナップル科
Guzumania lingulata(L.)Mez var. ×magnifica hort. '舌状の' +’すばらしい’
特徴
 葉は長さ20〜30センチ、幅1〜2センチほどで、やわらかく、明緑色。花序は直径10センチほどで、
緋色の包が20枚ほど付き、花は白色。’トリカラー’や’ファイヤー・クラウン’は、葉に縦縞が入る。開花期は
春から夏で、包が長期間美しく、よく栽培される。
グズマニア・リングラータの変種カルディナリス var.cardinalis (Andre) Andre ex Mezと
変種ミノール var.minor (Mer) L.B.Sm.との変種間交雑種で1945年の作出。
栽培 日陰で管理し、その他はエクメア・カウダータに準じる。
備考 属名Guzmaniaはスペインの自然科学者Anasta sio Guzman氏を記念してつけられたもの。熱帯アメリカ
に約126種が分布する。
グズマニア・マグニフィカ・ファイヤークラウン グズマニア・マグニフィカ(写真はファイヤー・クラウン)  パイナップル科
Guzmania

栽培 日陰で管理し、その他はエクメア・カウダータに準じる(後文参照
グズマニア・ムサイカ グズマニア・ムサイカ  パイナップル科
Guzmania musaica (Linden) Mez ’モザイク状の’
特徴
 地生、まれに着生の草本植物。葉は披針形で、長さ50〜60センチ、幅7センチ、表面は明緑色地に
暗緑色の横縞が入り、裏面に紫色の横縞がはしる。花茎は長さ30センチほどで、赤味を帯びる。花茎の頂部
に、12花ほどが赤色の包の腋につく。がくは3枚で花冠より長く、基部より裂けて花弁のように見え、黄味を
帯びる。花冠は白色で外からは見えない。
原産地 コロンビア
栽培 日陰で管理し、その他はエクメア・カウダータに準じる(後文参照
グズマニア・モノスタキア グズマニア・モノスタキア  パイナップル科
Guzmania monostachia (L.) Rusby ’単穂状の’
特徴
着生の草本植物。葉は線形で、長さ40センチ、幅2センチ、明緑色。花茎は葉より短く、穂状花序は直立
して出る。包は緑白色で、花序の先では橙色になる。花は、白色で、長さ2.5センチ。開花期は夏。
原産地 西インド諸島、フロリダ諸島、中央および南アメリカ。
栽培 日陰で管理し、その他は、エクメア・カウダータに準じる(後文参照
ハナアナナス ハナアナナス  パイナップル科
Tillandsia cyanea Linden ex C.Koch '藍色の’
特徴
 着生の草本植物。草丈25センチほど。葉はやや直立するか、反転し、長さ30センチ、幅1センチほど。
花茎は短く、その先端に、桃赤色の大きく目立つ包を二列互生につけ、その腋に青紫色の花をつける。
原産地 エクアドル
栽培 エクメア・カウダータに準じる。
備考 属名Tillandsiaは、スウェーデンの植物学者で、医学書でもあったElias Til-Landz氏を記念してつけら
れたもの。アメリカ大陸の熱帯、亜熱帯ならびに温帯の暖地、西インド諸島に400種以上が分布する。
パイナップル科最大の属。
チランドシア・ストリクタ チランドシア・ストリクタ  パイナップル科
Tillandsia stricta Soland. 剛直の’
特徴
 着生の草本植物。葉はしなやかで、長さ10センチ、幅は、基部で5ミリ。花茎は短く、花序には桃色の
包が、密に付き花は薄紫色。
原産地 ベネズエラ、アルゼンチン
栽培 エクメア・カウダータに準じる。 
インコアナナス インコアナナス  パイナップル科
Vriesea carinata Wawra ’背稜のある’
特徴
着生の草本植物。葉は長さ20センチ、幅2センチ程で、緑色。はな茎はやや直立する。花序には包が
2列に互生してつき、基部は赤色で、先端は黄色。包の腋に、黄色い花をつけ、長さ6センチ程。開花期は
秋から冬。
原産地 ブラジル
栽培 日陰で管理し、その他はエクメア・カウダータに準じる(後文参照
備考 属名Vriesesは、オランダの植物学者 Willem Hendrick de Vrieseを記念してつけられたもの。
熱帯アメリカに約246種が分布する。
トラフアナナス トラフアナナス  パイナップル科
Vriesea splendens[Brongn.]Lem. '強い光沢のある’
特徴
 着生の草本植物。葉は長さ40cmから50センチ、幅5センチ程で、緑色地に黒紫色の横縞が入る。
花茎は直立し、花序は長さ25から30センチで、朱色の包が2列に互生して付き、腋から黄色の花が咲く。
花の長さ7センチ程。開花期は主として、冬。
原産地 南アメリカ北東部
栽培 日陰で栽培する。側芽が生じにくいために、種子繁殖もよくおこなわれる。(後文参照
オオインコアナナス・レッド・キング オオインコアナナス "レッド・キング"  パイナップル科
オオインコアナナス・旭光 オオインコアナナス(旭光)  パイナップル科
Vriesea hybrids
特徴
 交雑種のフリーセア・ポエルマンニー Vriesea×poelmannii hort.をもとにして作出された交雑種などを
総称して、オオインコアナナスと呼んでいる。草丈は30センチ程で、葉は長さ25から30センチ、4センチほど、
緑色で、光沢がある。花茎は直立し、花序はしばしば分枝する。
'レッド・キング’と’旭光’は最も一般的で、その他、’金鳳’、’栄光’、’華宝’、’クイーン’などが知られている。
開花期は主として、冬から春。
栽培 日陰で管理し、その他は、エクメア・カウダータに準じる。(後文参照
フリーセア・グッタータ フリーセア・グッタータ  パイナップル科
Vriesea guttata Linden&Andre '斑点のある'
特長
 着生の草本植物。草丈40センチ程。花は長さ25センチ、幅3センチほどで、緑色地に褐色の斑点が入
る。花茎は垂れ下がる。花序には桃色の包が2列互生につき、腋より黄味を帯びた花が咲く。開花期は冬から
春。
原産地 ブラジル
栽培 日陰で管理し、その他はエクメア・カウダータに準じる(後文参照
フリーセア・フェストラーリス フリーセア・フェストラーリス  パイナップル科
Vriesea fenestralia Linden&Andre ’格子窓のある’
特徴
 着生の草本植物。葉は広線形で、ながさ40センチ、幅7センチ〜8センチ、淡緑色地に濃緑色の縦縞
が走り、横縞が不規則に入り、基部近くには赤褐色の斑点がある。花茎は長く直立する。花序には包が
二列互生してつき、緑色地に褐色の斑点が入る。花は黄色。開花期は春。
原産地 ブラジル
栽培 日陰で管理し、その他はエクメア・カウダータに準じる。側芽の発生は少ない。(後文参照
フリーセア・ヒエログリフィカ フリーセア・ヒエログリフィカ  パイナップル科
Vriesea hieroglyplhica (Carriere) E.Morr. ’象形文字の’
特徴
 着生の草本植物。葉は長さ45センチ、幅8センチほどで、緑色地に濃緑色の横縞と斑点が入る。
花茎は長く、80センチ程になる。花は円すい花序につける。開花期は春。
原産地 ブラジル
栽培 日陰で管理する。その他はエクメア・カウダータに準じる。側芽の発生は少ない(後文参照
クンシラン クンシラン  ヒガンバナ科
Clivia miniata Regel ’朱紅色の’
特徴
 無茎の多年草で、根は多肉質。葉は革ひも状で、長さ30〜70センチ、幅4〜5センチ、厚く光沢があり、
2列に互生する。葉腋から花茎を出し、その頂に12〜20個の花が散形に付く。花被は深紅色で、基部は
黄味を帯びる。園芸品種は確立されていないが、葉の長さが60〜70センチで幅の狭いものを「高性形」、
葉長30〜40センチで幅の広いものを「ダルマ系」と呼んでいる。葉に斑が入るものもある。
開花期は春。
原産地 南アフリカ
栽培 明るい日陰で管理するが、直射日光があたると葉焼けをおこすので注意する。耐寒性が強いが、0度
以下になると凍害を受ける。根が太く、生育のよいので、毎年5月頃に植え替える。用土は排水の良い事が
大切。繁殖は株分けにより、植え替え時に行う。
備考 属名CliviaはイギリスのClive家の公爵夫人を記念してつけられたもの。南アフリカに数種が分布する。
花が上を向いて咲くことから、標準和名は、ウケザキクンシランだが、この名はほとんど使われない。
クリビア・ノビリス クリビア・ノビリス  ヒガンバナ科
Clivia nobillis Lindl. ’高貴な’
特徴
 無茎の多年草で、根は多肉質。葉は長さ30〜45センチ、幅3〜4センチ。花茎の頂に多数の花が
散形に付き、下向きに咲く。開花期は主として春。
原産地 南アフリカ
栽培 クンシランに準じる。
備考 標準和名はクンシランだが今日では一般にクンシランといえば前種を示し、本種は植物園などで見本
展示されるのみである。
オリヅルラン オリヅルラン(ソトフオリヅルラン)  ヒガンバナ科
Chlorophytum comosum (Thunb.) Jacques '長束毛のある’
特徴
 葉は線形から線状披針形、長さ30〜40センチ、幅1.5センチ、柔らかく、濃緑色でやや肉厚。
花は葉腋から出る円すい花序にまばらにつき、白色で小さく目立たない。花後、花柄上に子株(不定芽)
をつける。園芸品種の’バリエガータツム’はソトフオリヅルランと呼ばれ、葉に白覆輪が入り、一般には
オリズルランの名で栽培される。’ピクツラー・ツム’ナカフオリヅルランと呼ばれ、葉の中央に淡黄色の縦縞
が走る。’ピッタータ’はナカフヒロハオリヅルランの名があり、大型で葉は長さ30〜50センチ、幅2センチ
程、鮮緑色で中央に黄白色の縦縞が入る。
原産地 南アフリカ
栽培 夏以外は日光によく当てる。耐寒性が強く、0度ちかくまでは大丈夫である。繁殖は株分けのほか、
子株による。(後文参照
備考 約215種が分布する。和名は子株の姿を折鶴に見立てた事に由来する。
ナカフヒロオリヅルラン ナカフヒロオリヅルラン
シャムオリヅルラン シャムオリヅルラン  ユリ科
Chlorophytum bichetii (Karrer) Backcr 'Bichet氏の'
特徴
 葉は長さ20センチ、幅2センチほどで、前種よりも薄く、光沢があり黄白色の細い覆輪が入る。
子株は生じない。
原産地 ガボン
栽培 繁殖は株分けにより、その他はオリヅルランに準じる。(後文参照
ムラサキオモト ムラサキオモト  ツユクサ科
Rhoeo spathacea (Swartz) Stearn '仏炎包状の’
特徴
 茎は短く直立し、側芽を出す。葉は密に付き、やや肉厚、楕円状披針形で、長さ30センチ程、表面は
濃緑色、裏面は暗紫色で、基部は鞘となり、茎を抱く。葉腋から出る花序は包でつつまれ、白花が多数付く。
’バリエガータ’はフイリムラサキオモトと呼ばれ、葉の表面に白から黄色の縦縞あ入る。
原産地 メキシコ、西インド諸島、グアテマラ
栽培 日のよく当たる所でも日陰でもよく育つ。冬は最低でも8度は保つ。栽培は側芽をさすとよい。
フイリムラサキオモト フイリムラサキオモト
オビリスメヌス・ヒルテルス オビリスメヌス・ヒルテルス  イネ科  (写真はニシキザサ)
Oplismenus hirtellus (L.) Beauvois ’短い粗毛のある’
特徴
 多年草で、よく分枝する。葉鞘は茎を取り巻く。葉鞘と葉身の接部には、毛状の葉舌たある。
葉身は長さ10センチ、幅2センチ程。園芸品種’バリエガーツス’はニシキザサの名があり、葉身に白色と
薄桃白の縦縞が入る。鉢栽培では葉は小さくなる。
原産地 テキサス州、メキシコ、西インド諸島からアルゼンチン
栽培 日のよく当たる所で管理する。寒さには比較的強い。繁殖はさし木と株分けによる。釣り鉢に適する。
備考 属名Oplismenusは、ギリシャ語hoplismenos(武器)に由来し、小穂に芒がある事による。
全世界の熱帯・亜熱帯に約20種が分布する。
セントオーガスチングラス セントオーガスチングラス  イネ科 (写真はフイリセントオーガスチングラス)
Stenotaphrum secundatum (Walt.) O.Kuntze ’片方にかたよって生ずる’
特徴
 多年草で匍匐茎をだして広がる。葉鞘は茎を取り巻く。葉鞘と葉身の接部には葉舌がある。
葉身は15センチ、幅1センチ程。暖地では芝生として利用されている。’バリエガーツム’は、葉に黄白色の
縦縞が入り、フイリセントオーガスチングラスの名がある。
原産地 熱帯アメリカ
栽培 オビリスメヌス・ヒルテルスに準じる。
備考 属名Stenotanohrumは、ギリシャ語のstenos(細い)とtaphrosの2語からなり、子穂に付いている花軸
にあるくぼみに由来する。全世界の亜熱帯、熱帯に約6種が分布している。
へマリア・ディスコロル へマリア・ディスコロル  ラン科
Haemaria discolor (Ker-Gawl.) Lindl. '2色の’
特徴
 地生の草本植物。多肉質の茎は地表を這い、先は立ち上がる。葉は卵形、長さ6〜8センチ、表面は
濃褐赤色地に黄赤色の脈が入ってビロード状。花は茎頂に総状花序につく。
原産地 ビルマからインドネシア、中国南部
栽培 半日陰の高温多湿なところで管理する。冬期は最低10度は保つ。水ゴケで排水よく植える。
備考 属名Haemariaはギリシャ語haima(血)に由来し、葉裏が血赤色をしていることによる。1属1種
ブライダルベール ブライダルベール  ツユクサ科
Gibasis pellucida (Martens&Galeotti) Hunt ’半透明の’
異名 G.schiedeana (Kunth) Hunt
特徴
 多年草で、茎は細く、地表を這い、節から根を出す。葉は楕円形から披針形で、長さ2.5センチ〜5センチ
。花は茎頂に集散花序につく、花は7〜10ミリで、外花被3片は緑色を帯、内花被3片は白色。開花期は
一年中で昼に割いて夜は閉じる。
原産地 メキシコ
栽培 明るいところで、かんりするが、夏は葉焼けに注意する。冬は最低5度以上保つ。繁殖はさし木。
吊り鉢に適する。
備考 属名Glbasisは、ラテン語で「こぶのある」の意味でガクの基部にあるこぶ状の突起に由来する。
熱帯アメリカに約10種が分布する。
英名はTahitian bribauvell
トラディスカンティア・アルビフーラ トラディスカンティア・アルビフーラ (写真はアルボビッタ−タ)  ツユクサ科
Tradescantia albiflora Kunth '白色の’
特徴
 匍匐性の多年草で、節から根を出す。葉は長楕円形で、長さ5〜8センチ、両面ともに緑色で、先は
鋭形、基部は鞘となる。園芸品種'アルボビッタータ’は葉に白色の条線が走り、よく栽培される。
原産地 南アメリカ
栽培 ブライダルベールに準じる(後文参照
備考 属名Tradescantiaは、イギリスのチャールズ1世の庭園師John Tradescantを記念してつけらるたもの。
トラディスカンティア・フルミネンシス トラディスカンティア・フルミネンシス  ツユクサ科
Tradescantia fulminensis Vell.’リオデジャネイロ産の’
特徴
 匍匐性の多年草で、節から根を出す。葉は卵形で、長さ4センチ、幅2センチほど、表面は緑色、裏面は
紫色で、先は鋭形、基部は鞘となる。園芸品種’バリエガータ'は、葉に黄白色の縦縞が入る。’トリカラー'は
葉に黄白色や淡桃色の縦縞が入る。
原産地 ブラジル、ウルグアイ、パラグアイ
栽培 ブライダルベールに準じる。(後文参照
トラディスカンティア・フルミネンシス・バリエガータ トラディスカンティア・フルミネンシス・バリエガータ
トラディスカンティア・フルミネンシス・トリカラー トラディスカンティア・フルミネンシス・トリカラー
トラディスカンティア・ブロッスフェルディアーナ トラディスカンティア・ブロッスフェルディアーナ  ツユクサ科
Tradescantia blossfeldiana Mildbr. ’Blossfeld氏の’
特徴
 多年草で、茎は紫色を帯び、地表を這うか斜上する。葉は長楕円形で、長さ5センチ、幅3センチで、
表面は緑色、裏面は紫色。花は茎頂に密に付き、花披片は濃桃色で基部は白色。開花期は春と秋。
’バリエガータ’は葉に白色から桃色の条線が走る。
原産地 ブラジル、アルゼンチン
栽培 ブライダルベールに準じる(後文参照

トラディスカンティア・ブロッスフェルディアーナ トラディスカンティア・ブロッスフェルディアーナ・バリエガータ
トラディスカンティア・シラモンターナ トラディスカンティア・シラモンターナ ツユクサ科
Tradescantia sillamontana Matuda 'Sillamon氏の’
特徴
 多年草で、株全体が白色軟毛で覆われる。葉は楕円状卵形、長さ5センチ、幅2センチ程で、基部は
鞘となって、茎を抱く。淡紅色の花は茎頂につく。多肉植物として扱われる事が多い。
原産地 メキシコ東北部
栽培 日のよく当たる所で、乾燥気味に育てる。冬は最低5度以上保つ。繁殖はさし木(後文参照
セレクレアセア セトクレアセア  ツユクサ科
Setcreacea pallida Rose cv.Purple Heart ’淡白色の’
特徴
 多年草で株全体が紫色。茎は直立するが、大きくなると地表を這う。葉は長楕円形で、長さ10センチ、
幅2センチで両面が軟毛で覆われ、基部は鞘となって茎を抱く。紫紅色の花は茎頂につく。多肉植物として
扱われる事がある。種はほとんど栽培されていない。
原産地 母種はメキシコ北東部
栽培 日のよく当たる所で管理する。乾燥気味に管理すれば0度近くまで耐える。繁殖はさし木による。
備考 属名Setcreaceaの由来は不明。アメリカのテキサス州南部からめきしこにかけて、約9種が分布する。
ゼブリナ・ペンドゥラ ゼブリナ・ペンドゥラ  ツユクサ科
Zebrina pendula Schnizl.  ’下垂した’
特徴
 匍匐性のよく分枝する多年草で、節から根が出る。葉は卵状長楕円形で、表面は銀白色の縞が2本
入り、裏面は濃紫色、基部は鞘となって茎を抱く。赤紫色の花は茎頂につく。'くアドリカラー’は葉が金属光沢
の緑色地に赤、白の縞が入るほか、葉色も変化する。’プルプシー'は、葉の表面が赤味を帯び、はっきりとした
縞が入らない。
原産地 メキシコ
栽培 ブライダルベールに準じる
備考 属名Zebrinaはポルトガル語zebra(シマウマ)をラテン語化したもので、葉の縞模様に由来する。
メキシコ、グアテマラに2種が分布する。和名はハカタカラクサ。
ゼブリナ・ペンドゥラ・クアドリカラー ゼブリナ・ペンドゥラ・クアドリカラー
カリシア・エレガンス カリシア・エレガンス  ツユクサ科
Callisia elegans Alexand.ex H.E.Moore ’優美な’
特徴
 多年草で茎は斜上する。葉は卵形から広披針形で、長さ3〜5センチ、幅2センチほど、表面は緑色地
に白や黄白色の縦縞が入り、裏面は赤紫色で、基部は鞘となって茎を抱く。花期には、茎が立ち上がって、
節間が伸び、各節に白色の花が短い集散花序につく。
原産地 メキシコ南部
栽培 ブライダルベールに準じる。
キアノーティス・ソマリエンシス キアノーティス・ソマリエンシス  ツユクサ科
Cyanotis somaliensis C.B.Clarke ’ソマリア産の’
特徴
 多年草。葉は狭三角形で、長さ5センチ、幅1センチほど、白毛で覆われ、先は尖り、基部は鞘となって
茎を抱く。花は青色で、茎頂につく。
原産地 熱帯アフリカ
栽培 日のよく当たる所で、乾燥気味に育てる。冬は最低10度は保つ。繁殖はさし木による。
備考 属名Cyanotisは、ギリシャ語のkyanos(青)とous(耳)の2語からなり、花弁の色と形に由来する。
熱帯アジアと熱帯アフリカに約40〜50種が分布する。
シペラス・アルボストリアートゥス シペラス・アルボストリアートゥス  カヤツリグサ科
Cyperyus albostriatus Schrad. ’白い線状のある’
異名  C.diffusus hort
特徴
 多年草で、根茎は木質化する。茎は直立し、中美で、高さ20〜50センチ。下部の葉はたくさんあり、
基部は筒状の葉鞘となる。茎の上部には葉状の包があり、傘状に広がる。
原産地 南アフリカ
栽培 明るい日陰で育てる。冬は最低5度以上は保つ。繁殖は株分けによる。また、包をつけた茎を水に
浮かせておくと、根が生じるので、植え替えると良い(後文参照)
備考 属名Cyperusは、ギリシャ語のKypeiros(ビーナス)に由来し、古代に本属の1種の根茎を媚薬に用いた
ことによる。全世界の熱帯、亜熱帯に約600種が分布し、日本にも37種が知られる。
備考 よくにた種類にカミガヤツリ C.papyrus L.とシュロガヤツリC.alternigolius L. は茎の基部の葉は葉鞘
のみに退化している。
アダン アダン(幼木)  タケノキ科
Pandanus tectorius Soland.var.tectorius ’屋根のような’
特徴
 高木状で、高さ3〜6メートルになり、成木になると多数の枝を分枝する。幹からは太い気根が出る。
葉は幹の頂部にらせん状に密につき、線状披針形で、革質、葉縁と裏面の中央に刺がある。果実は集合果
で、松かさ上、50〜60個の核果からなる。変種レビス Var.laevis(Kunth)Warb.は、葉に刺がなく、和名は
トゲナシアダン。
原産地 インド洋および太平洋諸島、東南アジア、熱帯オーストラリア、日本(奄美大島、沖縄)、台湾。
栽培 高温と日当たりを好む。夏は少し遮光するとよい。冬は最低10度は保つ。用土の乾燥には強く、
特に冬は水を控える。繁殖は枝わけによる。 
アダン アダン(成木)
パンダナス・ビーチイ パンダナス・ビーチイ  タコノキ科
Pandanus veitchii hort. Veitch ex M.T.Mast.&T.Moore ’Veitch氏の’
特徴
 葉はらせん状につき、長さ60〜90センチ、幅7センチ程、緑色地に葉縁付近に白色の縦縞が入り、
葉縁と裏面中央には刺がある。園芸品種’コンパクタ’は株が小型で、葉は硬く密につく。
原産地 ポリネシア
栽培 アダンに準じる。
備考 わめいはシマタコノキ
パンダナス・バプティスティー パンダナス・バプティスティー  タコノキ科
Pandanus baptistii hort. Veitch ex Misonne ’Baptisi氏の’
特徴
 幹は短い。葉はらせん状につき、幅3センチ程で、深緑色地にクリーム色から黄色の縦縞が入り、
刺は全く無い。
原産地 ニューブリテン島
栽培 アダンに準じる。
パンダナス・サンデリー パンダナス・サンデリー  タコノキ科
Pandanus sanderi hort. Sander ex M.T.Mast.’Sander氏の’
特徴
 葉はらせん状につき、長さ80センチ、幅4〜5センチ程、明緑色地に黄色の縦縞が入り、葉縁と裏側中央
には刺がある。園芸品種の’ロールシアヌス’は幼葉が特に鮮やかで美しい。
原産地 ティモール島
栽培 アダンに準じる
ドラセナ・デレメンシス・ワーネッキー ドラセナ・デレメンシス(写真はワーネッキー)  リュウゼツラン科
Dracaena deremensis Engl. 'Derema産の'
特徴
 自生地では高さ4メートル以上にもなる。葉縁はやや波状になる。幼苗を観葉植物として利用しており、
たくさんの園芸品種がある。'ワーネッキー’は最もよく栽培されるもので、葉は長さ40〜50センチ、幅4〜5
センチ、緑色地に白色条斑が入る。’レールス・ゴールド’は'ワーネッキー’の枝変わりで、淡黄色の外斑が
入る。’ロンギー’も’ワーネッキー’の枝変わりで葉の中央に幅広い乳白色の縦縞が入る。’バウセイ’も
’ワーネッキー’の枝変わりで、葉の中央部に乳白色の帯状斑が入る。’コンパクタ’は葉が小型で濃緑色。
’ワーネッキー・コンパクタ’は’ワーネッキー’の枝変わりで草姿は’コンパクタ’に似るが、葉に白および黄緑
色の条斑が入る。’ビレンス’はアオワーネッキーとも呼ばれ、’ワーネッキーの枝変わりで、葉は濃緑色で
光沢があり種に先祖がえりしたものと考えられる。
原産地 熱帯アメリカ
栽培 高温多湿を好む。冬は最低8〜10度は保つ。日照不足にもよく耐えるが、冬はできるだけ日光に当て、
夏は半日陰で管理する。繁殖はさし木による(後文参照
備考 属名Dracaenaは、ギリシャ語drakaina(雌の竜)により、本属の一種ドラセナ・ドラコDracaena drako L.
がドラゴンズ・ブレッド(竜の血)と呼ばれる赤い樹脂をだすことに由来する。
約40種が知られ、旧世界の熱帯および亜熱帯に、1種が熱帯アメリカに分布する
ドラセナ・デレメンシス・ワーネッキー・コンパクタ ドラセナ・デレメンシス・ワーネッキー・コンパクタ
ドラセナ・デレメンシス・レールス・ゴールド ドラセナ・デレメンシス・レールス・ゴールド
ドラセナ・デレメンシス・ビレンス ドラセナ・デレメンシス・ビレンズ
ドラセナ・フラグランス・マッサンゲアーナ ドラセナ・フラグランス(マッサンゲアーナ)  リュウゼツラン科
Dracaena fragrans (L.) Ker-Gawl.’芳香のある’
特徴
 自生地では高さ6メートル以上になり、ときに分岐する。幼苗を利用している。葉は長楕円状披針形で、
長さ30〜90センチ、幅5〜10センチ、光沢があり、葉縁は波状。古い株では下葉が落ちていく。花は黄白色で
夜間に芳香があり、茎頂に円すい花序をつくる。次のような園芸品種がある。’マッサンゲアーナ’は葉に淡
黄色の幅広い縦縞が入り、最も一般的なもの。葉が古くなると縞が消えて黄緑色になる。
’マッサンゲアーナ・コンパクタ’は前園芸品種のわい性品種で、生長が遅い。
’ビクトリア’は緑色地に鮮黄色の幅広い覆輪が入り、葉が古くなっても斑が消えない。性質はやや弱い。
’ロシアーナ’は葉が厚く、革質で、濃緑色地に黄白色または白色の覆輪が入る。
’リンデニー’は葉に乳白色の縦縞が入り、’ビクトリア’に似るが、縞がそれほどあざやかではなく、古い葉は
縞が消える。
原産地 熱帯アフリカ
栽培ドラセナ・デレメンシスに準じる(後文参照
ドラセナの仲間はよく生育するものが多く、しかも下葉が落ちやすく、株が乱れやすいので、株を更新する
ために切り戻して、取り木、さし木をすとよいでしょう。夏の高温期が適期です。
ドラセナ・フラグランス・ビクトリア ドラセナ・フラグランス・ビクトリア
ドラセナ・コンキンナ・トリカラー ドラセナ・コンキンナ・トリカラー  リュウゼツラン科
Dracaena concinna Kunth  ’形のよい’
特徴
 高さ3メートルほどになり、幼苗は単幹だが、古くなると、ときに分岐する。葉は長披針形で、長さ50セン
チほど、緑色地に紫赤色の覆輪が入り、下葉が順次落ちるので、茎頂付近に密生するようになる。
園芸品種の’トリカラー’は八丈島で発見されたもので、葉縁に濃紅色の覆輪と黄白色の縦縞が入る。
この園芸品種の枝変わりの’トリカラー・レインボウー’は葉に濃紅覆輪がより広く入る。
原産地 モーリシャス島
栽培 ドラセナ・デレメンシスに準じる(後文参照
ドラセナ・コンキンナ・トリカラーレインボウー ドラセナ・コンキンナ・トリカラー・レインボウー
ドラセナ・レフレクサ・バリエガータ ドラセナ・レフレクサ(写真はバリエガータ)  リュウゼツラン科
Dracaena reflexa Lam. ’反巻きした’
異名 Plemele reflexa (Lam.) N.E.Br.
特徴
 高さ9メートルほどにもなる、よく分岐する低木から、小高木。葉は線形から披針形で、葉縁は波状、
時に反巻する。葉は古くなると落ちやすい。幹はあまり上部でなく、高くなると支柱をしないと直立できない。
’バリエガータ’は ’ソング・オブ・インディア’に名でも知られ、幅の広い黄色の覆輪が入り、生育が遅い。
原産地 インド、モーシャリス島、マダガスカル
栽培 ドラセナ・デレメンシスに準じる。(後文参照
ドラセナ・スクルローサ・フロリダ・ビューティー ドラセナ・スルクローサ(フロリダ・ビューティー)  リュウゼツラン科
Dracaena surculosa Lindl. ’吸枝のある’
異名 D.godesffiana hort. ex Bak.
特徴
 高さ1メートル以上になり、よく分岐する。茎は細く、一節に数枚の葉がつく。葉は楕円形から長楕円形
で長さ8〜12センチ、幅4〜6センチ、緑色地に黄白色の斑点が不規則に入り、光沢がある。花は長さ2センチ
ほど、緑黄色で、総状花序につく。’フロリダ・ビューティー’は葉の斑点がより多く入る。’フーリド・マンニー’
は葉の中央に幅の広い白色斑が入る。’プンクツラータ’は葉に薄ぼけた黄味を帯びた斑点が入る。
原産地 熱帯アフリカ
栽培 ドラセナ・デレメンシスに準じる(後文参照
備考 和名はホシセンネンボク
ドラセナ・ドラコ ドラセナ・ドラコ  リュウゼツラン科
Dracaena draco L. ’竜の’
特徴
 高さ20センチ以上にもなるが、栽培下ではずっと小さくなり、幼苗が観葉植物として利用されている。
大きくなるとよく分岐する。葉は茎頂付近に密につき、線状披針形で、長さ50〜60センチ、幅3〜4センチ、
白色を帯びた緑色で柔らかくやや厚くて、ときに反り返る。
原産地 カナリア諸島
栽培 ドラセナ・デレメンシスに準じるが、やや砂を含んだ用土を好む。(後文参照
備考 本属中、最も大きくなるものの一つ。また、長命な植物でカナリア諸島のテネリフェ島に自生していた
個体は幹周り15メートル、樹齢6000年と推測されていたが、1868年の強風で倒伏していまった。幹を傷つけ
ると赤い樹脂(dragon's blood)をだすので、英名もDragon tree。
和名はリュウケツジュ。
ドラセナ・フッケリーナ ドラセナ・フッケリーナ  リュウゼツラン科
Dracaena hookeriana C.Koch "Hooker氏の”
特徴
 高さ1〜2メートルになる。葉は茎頂付近に密につき、剣状で、長さ60〜70センチ、幅5〜6センチ、
革質で暗緑色、葉縁は半透明状になる。園芸品種の’ラティフォリア’は葉の中央部が幅9センチほどに
なる。’バリエガータ’は、葉に白色の縦縞が入る。
原産地 南アフリカ
栽培 ドラセナ・デレメンシスに準じる(後文参照
コルディーリネ・ストリクタ コルディーリネ・ストリクタ  リュウゼツラン科
Cordyline stricta Endl. "直立の”
特徴
 高さ3〜4メートルになり、単幹または分岐する。葉は密につき、剣状で、長さ30〜60センチ、幅3〜4
センチ。花は薄紫色で、円すい花序につく。’スバル’は葉に黄緑色の縦縞が入る。’タチバ’は、葉が
たちぎみにつく。
原産地 オーストラリア
栽培 
ドラセナ・デレメンシスに準じる(後文参照
備考 属名Cordylieは、ギリシャ語のKordyle(棍棒)により、地下部に多肉質の根茎があることに由来する。
ニュージーランド、オーストラリア、ポリネシア、マレーシア、インド、熱帯アメリカに約20種が分布する
コルディリーネ・ストリクタ・スバル コルディリーネ・ストリクタ・スバル
トックリラン トックリラン  リュウゼツラン科
Beaucarnea recurvata Lem. ”反曲している”
異名 Nolina recurvata (Lem.) Hemsl.
特徴
 自生地で高さ10メートルちかくになるが、鉢植えではずっと小さい。大きくなれば分岐するが、小さい
うちはせず、幹の基部は徳利状にふくらむ。葉は幹の上部に幹につき、線状披針状で、葉縁はほとんど全緑
となり、反り返って垂れる。
原産地 メキシコ
栽培 日のよく当たる所で管理する。窓辺育てるさいは、ときどき鉢を回さないと、幹が曲がって見苦しくなる。
寒さには強く、3度以上で越冬する。冬は特に水を控える。排水の良い用土を好む。繁殖は輸入種子によってい
る。
ユッカ・エレファンディペス ユッカ・エレファンディぺス  リュウゼツラン科
Yucca elephantipes Regel ”ゾウの脚の”
特徴
 自生地では高さ10メートル近くになり、分岐して、幹の基部でふくらむ。葉は幹の上部に密につき、
剣状で、先はとがるが、触れてもそんなに痛くない。丸太状の幹を輸入し発根させて、新芽が生じたものを鉢物
として使う。
原産地 メキシコ
栽培 日のよく当たる所で管理する。寒さにはやや弱く、冬の水を控えて、5度以上は保つようにする。
繁殖は幹のさし木による。
備考 属名Yuccaは、マニホットまたはキャッサバ(ともにトウダイグサ科)に対する、カリブ名Yucaの誤用によ
る。北アメリカの温暖地域に約40種が分布する。
オオバセンボウ オオバセンボウ  キンバイザサ科
Curculigo capitulata (Lour.) O.Kuntze ”小さな頭状の”
異名 C.recurvata Dryand. ex Ait.
特徴
 地下に根茎がある無茎に多年草。根出葉は長い葉柄があり、葉身長披針形で、長さ30〜90センチ、
幅5〜15センチ、葉脈に沿ってひだがある。ヤシ科植物の幼木に似る。’バリエガータ’は葉に白縦縞が
入る。
原産地 熱帯アジア、オーストラリア
栽培 夏は半日陰で管理し、その他は日よく当てる。冬は5度以上は保つ。繁殖は株分けによる。
備考 キンバイザサ科はこれまでヒガンバナ科にいれられていたが、地下には根茎または魂茎があり、
花茎に葉があり、花序には普通、総包葉がないことから、別科とされる。
属名Curculkgoは、ラテン語のcurculio(ゾウムシの仲間)により、子房がゾウムシの仲間のようにくちばし状に
なっていることに由来する。旧、新世界の熱帯・亜熱帯地域に約15種が分布し、日本にも1種がしられる。
オオキンバイザサの名もある。
パナマソウ パナマソウ  パナマソウ科
Carludovica palmata Ruiz&Pav. ”掌状の”
特徴
 茎がほとんどない。葉は長い葉柄があり、葉身は3〜5片に掌状深裂し、各片は上部が細裂し先は
垂れる。ヤシ科植物に似るが、花は肉穂花序につき、4個の雄花に囲まれた1個の雌花からせん状に集る。
原産地 中央アメリカからボリビア
栽培 高温多湿を好み、半日陰に管理する。冬は15度以上は保つ。繁殖は株分けによる。
備考 属名Carludovicaは、スペインの国王CarlosWと王妃Ludviaを記念してつけられたもの。中央および
熱帯南アメリカ西部に3種が分布する。葉身は繊維質で、裂いてパナマ帽子を作ることで有名である。
トウビロウ トウビロウ  ヤシ科
Livistona chinensis (Jacq.) R.Br.ex Mart. ”中国産の”
特徴
 幹は単幹で高さは10メートル以上にもなる。葉は頂部に群集し、葉身は掌状で、扇状円形。
葉柄基部には刺があり、幼木では著しい。果実は楕円体。変種のワビロウ var.subglobosa (Hassk.) Bessは
、果実が球形に近く、四国、九州、沖縄諸島に産する。
原産地 中国南部
栽培 日当たりを好むが、夏はやや遮光するとよい。寒さにはやや強い。繁殖は種子繁殖。
備考 Livistonaはイギリスの地名Livingstonに由来しエジンバラ王立植物園の創始者P.Murray氏が居住して
いたことを記念してもの。熱帯、亜熱帯のアジア、インドネシア、オーストラリア、ニューギニアに30種が
分布し、日本にも1種が知られる。
カンノンチク カンノンチク  ヤシ科
Rhapis excelsa (Thunb.) A.Henry ”高性の”
特徴
 高さ1〜3メートルで、幹は細く褐色の繊維がつき、株立ちとなる。葉身は掌状で、4〜8深裂し、
光沢があり、裂片の先は歯状でぎざぎざしている。園芸品種が多数知られ、葉に縦縞が入るものや、葉形が
変化したものがある。
原産地 中国南部
栽培 半日陰で管理する。用土は排水の良いものを好む。寒さに強く、霜除け程度で越冬する。
繁殖は株分けによる(後文参照
備考 属名Rhapisは、ギリシャ語rhapia(針)に由来し、小葉の先端が尖ることによる。中国南部と東南アジア
に約9種が分布する。
シュロチク シュロチク  ヤシ科
Rhapis humilis Blume ”低性の”
特徴
 高さ2〜4メートルで、幹は細く、褐色の繊維がつき、株立ちになる。葉身は掌状で、7〜8深裂し
光沢がある。カンノンチクに似るが、葉の裂変が狭く、数も多い事で区別できる。多くの園芸品種がある。
原産地 中国南部
栽培 カンノンチクに準じるが、更に寒さに強く、暖地では露地で越冬できる(後文参照
ヒメテーブルヤシ ヒメテーブルヤシ  ヤシ科
Chamaedorea tenelle H.Wendl. ”細い”
特徴
 高さ1メートルほどで、本属中最も小型。幹は単幹で葉が落ちた跡に環状紋が残る。葉は幹の頂部
につき、葉身は先端に2裂し長さ20センチ、幅15センチ程で、葉縁にはきよ歯があり、革質で光沢がある。
原産地 メキシコ
栽培 半日陰でも耐えるが、明るいところで管理するとよい。冬は5度以上保つ。繁殖は種子繁殖による。
備考 属名Chamaedoreaは、ギリシャ語でchamai(矮小)とdorea(贈り物)の2語からなり、本属の果実は
手を伸ばせば容易に手に入れることができることに由来する。メキシコと中央アメリカに100種以上分布する。
テーブルヤシ テーブルヤシ  ヤシ科
Chamaedorea elegans Mart. ”優美な”
異名 Collinia elegans (Mart.) Liebm. ex
特徴
高さ2メートルほどになる。幹は細く、単幹性で環状紋が残る。葉は幹の頂部につき、羽状複葉で、
小葉は披針形でやわらかい感じがする。雌雄異株。株が小さいうちから花が咲き、葉腋より多数分岐する
花序を上向きに出す。
原産地 メキシコ、グアテマラ
栽培 強い日光に当てると葉焼けを起こすので注意する。その他はヒメテーブルヤシに準じる。ddd
ココヤシ ココヤシ(幼木)  ヤシ科
Cocos nucifera L. ”堅果をもった”
特徴
 高さ12〜14メートル、ときに20メートルを越える。幹は単幹で、大きくなると基部付近が湾曲する。
温室栽培下では地植えにしても、大きくするのは極めて難しい。幼木の葉は複葉となならない。大きくなる
と羽状複葉となり、長さ2〜5メートルで小葉剣状で革質。果実から数枚の葉が生じた幼苗が観葉植物と
して利用されている。園芸品種はたくさんある。’キング・ココナット’はよく栽培され、矮性で果実が橙紅色
で美しい。
原産地 明らかではないが、おそらくは太平洋諸島
栽培 日のよく当たる所で管理し、冬は15度以上は保つ。栽培は種子繁殖による。
備考 果実の胚乳は食用となり、これを乾燥したコプラからコプラ油をとれ、食用のほか石鹸などの材料と
なる。幼果内の果水は飲用され、やや固まりかけたココナット・ミルクは料理などに使われる。このほか、
ココヤシの用途は極めて広い。
属名Cocosはポルトガル語のcoco(猿)に由来し、果実に3つの発芽孔があり、その外観が猿の顔ににてい
ることによる。1属1種
ココヤシ ココヤシ(成木)
シンノウヤシ シンノウヤシ  ヤシ科
Phoenix roebelenii O'Brien ”Roebelen氏の”
特徴
 高さ2〜3メートル、幹は単幹で、葉の落ちたあとが、小突起状となる。葉は幹頂に集り、羽状複葉で、
小葉は40〜50対あり、長さ20〜30センチ、幅1センチほど。葉柄の基部には刺がある。鉢物のほか、切り葉
としても利用される。
原産地 ラオス
栽培 日の当たる所で管理する。窓辺で育てる時は、鉢を時々回さないと幹がまがって見苦しくなる。
冬は5度以上は保つ。
備考 属名Phoenixの由来には諸説があるが、一説にはナツメヤシ(P.dactyligea L.)に対する古代ギリシャ名
による。熱帯、亜熱帯のアフリカ、アジアに約17種が分布する。 
ケンチャヤシ ケンチャヤシ  ヤシ科
Howea belmoreana (C.Moore&F.J.Muell.)Becc.  ”Belmore氏の”
異名 Kentia belmoreana C.Moore&F.J.Muell.
特徴
 高さ7メートルいじょうになり、幹は単幹、基部は太く滑らかで、葉の落ちたあとがはっきりと残る。
葉は羽状複葉で、小葉は長さ45〜60センチ、幅2.5センチ程、葉軸に対して、V字状につく。葉柄は短く、
長さ25〜45センチ。
原産地 ロード・ハウ島
栽培 日のよく当たる所で管理し、冬は12度以上は保つ。生長は遅い。繁殖は種子繁殖による。
備考 属名Howeaは本属の原産地オーストラリア東岸のロード・ハウ(Lord Howe)島に由来し、2種が分布
する。
和名は旧属名Kentiaによる。
ヒロハケンチャヤシ ヒロハケンチャヤシ  ヤシ科
Howea forsteriana (C.Moore&F.J.Muell) Becc. ”Forster氏の”
異名 Kentia forsteriana C.Moore&F.J.Muell.
特徴
 高さ20メートルにもなる大型種。幹は単幹で葉の落ちた跡が残る。葉は羽状複葉で、小葉は
ケンチャヤシに比べて幅広く、葉軸に対して、ほとんど水平につく。
原産地 ロード・ハウ島
栽培 ケンチャヤシに準じるが生育は遅い。
トックリヤシ トックリヤシ(幼木)  ヤシ科
Hyophorbe lagenicaulis (L.H.Bailey) H.E.Moore ”瓶子状幹茎の”
異名 Mascarena lagenicauli L.H.Bailey
特徴
 高さ10メートル以上になる。幹は単幹で、当初はトックリ状に肥大するが、2メートル以上になると
先細りとなって形が乱れる。幹の表面は滑らかで、葉の落ちた跡に環状紋が残る。葉は幹頂に集り、羽状複葉
で、ややねじれてつき、葉柄基部は葉鞘となって、幹を包む。
原産地 モーリシャス島
栽培 日のよく当たる所で管理し、冬は10度以上は保つ。生育は遅い。繁殖は種子繁殖。
備考 属名Hyophorbeは、ギリシャ語のhys(ブタ)とphorbe(食物) からなり、果実を野生のブタが食べる事に
由来する。マダガスカル島東方のマスカリン諸島に5種が分布する。
トックリヤシ トックリヤシ(成木)
トックリヤシモドキ トックリヤシモドキ(幼木)  ヤシ科
Hyophorbe verschaffelii H.Wendl. ”Verschaffelt氏の”
異名 Mascarena verschaffeltii (H.Wendl.) L.H.Bailey
特徴
 高さ6〜9メートルになる。幹は単幹で、トックリヤシより細く、中央部から上部にかけて太くなり、表面
は滑らかで、葉の落ちた跡に環状紋が残る。葉は幹頂に集り、羽状複葉で、葉柄は赤味を帯びて短く、基部
は葉鞘となって幹を包む。
原産地 ロドリゲス島
栽培 トックリヤシに準じるが、やや生長が早い。
トックリヤシモドキ トックリヤシモドキ(成木)
ビンロウ ビンロウ  ヤシ科
Areca catechu L. ”東インドの土名”
特徴
 高さ30メートルにもなる。幹は単幹で、葉の落ちた跡に環状紋が残る。葉は幹の頂部に集り、羽状複葉
で、小葉は幅が不揃いで広い。
原産地 おそらくマレー半島
栽培 日のよく当たる所で管理し、冬は10〜12度以上はたもつようにする。繁殖は種子繁殖。
備考 日本では観葉植物としての利用は少ないが、熱帯アジアでは、広く栽培されている。アジア、太平洋
諸島の熱帯地域の住民は、水で練った石灰を若い種子にまぶし、コショウ科のキンマPiper betle L.の葉で
包み、口に入れてかんで、タバコに代わる、嗜好品として愛用している。また、生薬の檳榔子は熟した種子
を乾燥したもので、条虫駆除としてもちいる。
属名Arecaは、インド、マラバルの土名areecに由来する。インド、スリランカ、フィリピン、ソロモン諸島に
約50種が分布する。
キレバテーブルヤシ キレバテーブルヤシ  ヤシ科
Chamaedorea erumpens H.E.Moore ”深裂の”
特徴
 高さ3メートルほどで、株立ちになる。幹は細く、葉が落ちた跡にタケの節に似た、環状紋が残る。
葉は羽状複葉、小葉は5〜15対で、でこぼこしており、先端の2枚は、より幅が広い。葉柄基部は葉鞘となり、
古くなると白味を帯びて、長く幹に残る。
原産地 ホンジュラス、グアテマラ、
栽培 半日陰にも耐える。冬は5度以上保つ。繁殖は株分けによる。
備考 似た種類の カマエドレア・セフリジー C.seifreizii Burret は、小葉は13〜18対、幅が狭く真っ直ぐで、
やや硬い。
コモチクジャクヤシ コモチクジャクヤシ  ヤシ科
Caryota mitis Lour. ”柔軟な”
特徴
 高さ4〜12メートルで、株立ちになる。葉は2回羽状複葉で、小葉は魚の尾のような形をいており、
明緑色。葉柄基部は葉鞘となる。
原産地 ビルマ、マレー半島、ジャワ、フィリピン
栽培 日のよく当たる所で管理し、冬は10度は保つ。繁殖は株分け。
備考 属名Caryotaは、ギリシャ語のkaryon(堅果)により、果実の形に由来する。熱帯アジアに約12種が分布
する。
似た種類のクジャクヤシ C.urens L.は幹が単幹をなり、小葉は暗緑色。
アレカヤシ アレカヤシ  ヤシ科
Chrysalidocarpus lutescens H.Wendl. ”淡黄色”
異名 Areca lutescens Bory
特徴
 高さ3〜8メートルにもなる。根本から分岐して株立ちとなる。幹には葉の落ちた跡の環状紋が残り、
大きくなったものはタケのように見える。葉は羽状複葉、小葉は40〜60対で、淡緑色。葉柄と葉鞘は黄色から
濃黄色で黒色斑点が入る。
原産地 マダガスカル
栽培
 日のよく当たる所でも良いが、半日陰のほうが株の色はみずみずしくなる。冬は10度以上は保つ。
繁殖は株分け、または種子繁殖による。
備考 属名Chrysalidocarpusはギリシャ語のchrysos(金)とkarpos(果実)からなり、ある種につく金色の果実
に由来する。マダガスカル、コモド島、ペンバ島に約20種が分布する。
旧属名Arecaより、園芸上はアレカヤシと呼ばれる。ヤマドリルヤシ、コガネタケヤシの名のある。
ヒメショウジョウヤシ ヒメショウジョウヤシ  ヤシ科
Cyrtostachys lakka Becc. ”Lakka氏の”
特徴
 高さ5メートルほどの、株立ちになる。葉の落ちた跡に環状紋が残る。葉は羽状複葉で、小葉は20〜
25対。葉鞘、葉柄、葉軸が鮮明な緋赤色。
原産地 マレー半島、ボルネオ
栽培 最低20度は保つ事が必要で、栽培は難しい。
備考 移植が困難なために、日本では数箇所の植物園で栽培されているだけだが、熱帯アジアはよく植えら
れて、とくに、シンガポール植物園の並木は有名。
属名Cyrtostachysは、ギリシャ語kyrtos(曲がった)とstachys(穂)により、肉穂花序が湾曲していることに
由来する。マレー半島、ニューギニア・ソロモン島に約12種が分布する。
カラテア・マコヤーナ カラテア・マコヤーナ  ヤシ科
Calathea makoyana E.Morr. ”Makoy氏の”
特徴
 高さ1メートルほどの多年草だが、鉢植えでは30〜50センチ。葉身は半透明で、広卵形、長さ20〜30
センチ、幅10センチ程。表面は淡黄緑色地に濃緑色の斑が主脈に対して左右交互に入り、裏面ではこの斑
は紫色になる。葉柄は長く、赤紫色で、細柔毛がある。
原産地 ブラジル
栽培 高温多湿を好み、直射日光などの強い日光を嫌う。冬は12度以上は保つ。繁殖は株分けによる
後文参照
備考 花は白色。
属名Calathealは、ギリシャ語kalathos(龍)により、その由来には諸説があるが、一説では、ある種の頭状花序
の形態からつけられたとされる。大部分が熱帯アメリカ、一部が熱帯アフリカに、100種以上が分布する
和名はゴシキヤバネバショウ
カラテア・ランキフォリア カラテア・ランキフォリア  クズウコン科
Calathea lancifolia Boom ”披針形葉の”
異名 C.insignis Bull
特徴
 高さ50センチほどの多年草。葉身は線状披針形で、長さ40センチ、幅3〜4センチ、葉縁は波状となる。
表面は淡黄緑色に暗緑色の斑が主脈に対して左右対称に大小矢羽根状に入り、裏面は紫紅色。
原産地 ブラジル
栽培 カラテア・マコヤーナに準じる(後文参照
備考 園芸上では、異名のカラテア・インシグニスの名で呼ばれることが多いが、メキシコがらエクアドルに
分布する同名同種のC.insignis Petersenがあるので、この名でよばないほうがよい。
和名はヤバネシハイヒメバショウ
カラテア・クロカータ カラテア・クロカータ
Calathea crocata E.Morr.et Le jolis ”サフラン黄色の”
特徴
 高さ20〜25センチの多年草。葉身は卵状披針形で長さ10〜13センチ、表面は暗緑色、裏面は明紫色。
葉柄は長さ5〜8センチで、ほとんどが鞘となっている。花茎は葉より短く、頂部にらせん状に明橙色の包みが
つき、その腋に桃赤色のがく片のある橙黄色の花が2〜3個咲く。開花期は冬から春。包みは2ヶ月近くも
美しい。
原産地 ブラジル
栽培
 ほぼカラテア・マコナーヤに準じるが、更に高温を好み、栽培は難しい(後文参照
備考 和名はベニスジヒメバショウ。
カラテア・オルナータ・サンデリアーナ カラテア・オルナータ(写真はサンデリアーナ)  クズウコン科
Calathea ornata (Licden) Korn. ”飾った”
特徴
 高さ1メートルほどの多年草だが、鉢植えにして高さ30〜40センチくらいのものを観賞している。葉身は
長楕円状披針形で、葉柄は無毛。一般には次の園芸品種がよく栽培されている。’ロセオリネアータ’は葉身
が長卵形で、表面はオリーブ色地に、鮮桃色の線状模様が入る。’サンデリアーナ’は幅がやや広くなり、
線状模様はやや太く、その間隔も広い。いずれも、生葉になると、線状模様が白色となって、不明瞭になる。
原産地 南アメリカ北西部
栽培 カラテア・マコヤーナに準じる。(後文参照
カラテア・オルナータ・ロセオリネアータ カラテア・オルナータ・ロセオリネアータ
カラテア・ビクトゥーラータ・バンデンヘッケイ カラテア・ピクトゥーラータ(写真はバンデンヘッケイ)  クズウコン科
Calathea picturata (Linden) C.Kock&Liden ”絵のような”
特徴
 高さ20〜25センチの多年草。葉身は楕円形で、長さ15センチ、幅8センチ程。
’バンデンヘッケイ’の名でよばれているものは、本種の幼期のもので、葉身の表面は暗緑色で、銀白色の
斑が中央と周囲に入る。園芸品種の’アルデンテア’は緑白色地に暗緑色の服輪が入る。
原産地 ブラジル
栽培 カラテア・マコヤーナに準じるが、やや寒さに弱い(後文参照
カラテア・ゼブリーナ カラテア・ゼブリーナ  クズウコン科
Calathea zebrina (Sims) Lindl. ”シマウマのような縞のある”
特徴
 高さ1メートルほどになる。葉身は楕円形で、長さ60センチ、幅30センチくらいになる。表面はビロード状
の光沢があり、緑色地に黄緑色の斑が入り、表面は紫赤色。
園芸品種の’ピノッティー’は葉色がやや濃く、長さの1.4メートルほどになる。
原産地 ブラジル南東部
栽培 カラテア・マコヤーナに準じる。(後文参照
備考 和名はトラフヒメバショウ。
カラテア カラテア属の一種  クズウコン科
Calathea sp.
特徴
 高さ30センチ程。葉身は長楕円形で、長さ15センチ、幅4〜5センチ程、葉縁はやや波状になる。
表面は光沢があって美しく、淡黄緑色地に濃緑色の矢羽根状斑が入る。花は淡黄色。
栽培 カラテア・マコヤーナに準じる。(後文参照
備考 市場ではビューグの名で流通しており、ビューティフル・グリーンの略であるという。
クテナンテ・オッペンハイミアーナ クテナンテ・オッペンハイミアーナ  クズウコン科
Ctenanthe oppenheimiana (E.Morr.) K.Schum. ”Oppenheim氏の”
特徴
 高さ90センチ程の多年草だが、鉢植えでは50センチほど。葉身は披針形で、長さ45センチ、幅12センチ
程になる。表面は暗緑色地に、灰色の矢羽根状斑が入り、裏面は紫色。園芸品種の’トリカラー’は葉表面
に淡黄色や乳白色の斑が不規則に入る。’クアドリカラー’はさらに斑が入って美しい。
原産地 ブラジル東部
栽培 カラテア・マコヤーナに準じる。
備考 属名Ctenantheは、ギリシャ語のkteis(櫛)とanthos(花)からなり、包のつき方に由来する。ブラジルに
9種以上が分布する。
和名はミイロヒメバショウ
クテナンテ・オッペンハイミアーナ・トリカラー クテナンテ・オッペンハイミアーナ・トリカラー
クテナンテ・ブルレマルクシー クテナンテ・ブルレマルクシー  クズウコン科
Ctenanhe burle marxil Kenndy ”Sr.Roberto Burle Marx氏の”
特徴
 高さ20センチ〜40センチになる多年草。葉身は、長楕円形から倒卵状長楕円形で、長さ10〜15センチ、
幅4〜5センチ、表面は光沢があり、白緑色地に暗緑色の鎌状附斑が主脈の左右に入り、裏面は暗紫色
で光沢がる。葉柄は上面に溝があり、下部は葉鞘となり、長さ5〜13センチ。上部の葉腋から花序を出し、
卵形で二つ折りになった長さ1〜2センチ、幅1センチほどの緑白色の包が1花序につき、12〜14個、
2列に互生してつき、その腋に白色の花がつく。この植物は、
Ctenanthe cv.Burle Marx. またはCalathea cv Burle Marxとして流通していましたが、1982年に種として
認められ、命名された。また、異種のストロマンテ・アマビリスの名でも流通しているが、誤用である。
真正のStromanthe amabiiis (Linden) E.Morr.は葉裏面が灰緑色で、すぐに区別できる。変種オクスプラ
var.obscura Kennedy は、葉が基本種にくらべて細長く、色も濃く、一般に、Ctenanthe cv.Purole Tigerの
名で流通しているが、やはり1982年に命令された。
原産地 ブラジル
栽培 カラテア・マコヤーナに準じる。
備考 まだあまり流通していないが、きわめて生育が旺盛であるので、観葉植物として有望である。
クテナンテ・ブルレマルクシー・オブスクラ クテナンテ・ブルレマルクシーの変種 オブスクラ
スパティフィラム・フローリブンドゥム スパティフィラム・フローリブンドゥム  サトイモ科
Spathiphyllum floribundum (Linden&Andre’)N.E.Br. ”多花性の”
特徴
 高さ30センチほどの多年草。葉身は楕円形から倒披針形で、長さ13〜20センチ、暗緑色で、
ビロード状の光沢があり、やや厚く革質。花は小さく、肉穂花序につき、基部に仏炎包があり、白色で
先端が緑色を帯びる。’ミリアン’は葉身の主脈付近が白色となって美しい。
原産地 コロンビア
栽培 高温多湿を好み、半日陰で管理する。冬は8〜10度は保つ。繁殖は株分けによる(後文参照
備考 属名Spathiohyllumは、ギリシャ語のspathe(仏炎包)とphyllon(葉)からなり、葉状の仏炎包に由来
する。熱帯地方に約35種が分布する
和名はオカメウチワ
スパティフィラム・メリー スパティフィラムの園芸品種(写真はメリー)  サトイモ科
Spathiphyllum cvs.
特徴
 ’マウナ・ロア’はおそらく、’マッコイ’と前種の交雑種。’メリー’は日本で作出され、大量に出回って
おり、’マウナ・ロア’と’タッソン’の交雑種とされ、コンパクトに育つ。’ミニ・メリー’は、’メリー’の突然変異
で生じた小型の園芸品種。
栽培 スパティフィラム・フロールブンドゥムに準じるが、やや寒いに強い。(後文参照
備考 花が咲かない場合は、根詰まりまたは光の不足が原因です。前者の場合は、腐葉土を主体とした
排水のよい用土で植え替え、後者の場合は明るいところで管理すると良いでしょう。
ササウチワ ササウチワ  サトイモ科
Spathiphyllum sp.
特徴
 高さ50〜60センチになる多年草。葉身は長楕円状披針形で長さ20センチ、幅4〜7センチ、鮮緑色
で光沢がある。仏炎包は白色で、芳香がある。開花期は主に初夏から夏。
栽培 スパティフィラム・フローリブンドゥムに準じる。(後文参照
備考 従来 S.patinii N.E.Br.の名があてられていたが、誤用である。あるいは交雑種かもしれない。
フィロデンドロン・ウェンドランディー フィロデンドロン・ウェンドランディー  サトイモ科
Philodendron wendlandii Schott ”Wendland氏の”
特徴
 茎がほとんど立ち上がらない多年草。葉身は狭倒披針形、長さ50センチ、幅15センチ、光沢があり
革質で肉厚。
原産地 ニカラグアからパナマ
栽培 フィロデンドロン・セロームに準じる(後文参照
備考 和名はボウカズラ。
フィロデンドロン・マルティアーヌム フィロデンドロン・マルティアーヌム  サトイモ科
Philodendron martianum Engl. "Mart氏の"
異名P.cannifolium Mart.ex Kunth
特徴
 茎がほとんど立ち上がらない多年草。葉身は披針形から卵形で、長さ50センチ、幅15センチほど、
肉厚。
原産地 ブラジル南西部
栽培 フィロデンドロン・セロームに準じる(後文参照
備考 和名はホテイカズラ
フィロデンドロン・セローム フィロデンドロン・セローム
Philodendron selloum C.Koch "Sello氏の”
特徴
 茎の生育が遅い多年草で鉢植えではほとんど目立たないが、本来は径10センチにもなる。葉身は
羽状に切れ込むが、幼葉では少ししか切れ込まない。
原産地 ブラジル南部
栽培 高温多湿を好むが、5度ほどで越冬する。半日陰で管理する。繁殖は種子繁殖(後文参照
備考 和名はヒトデカズラ
ホマロメナ・ワリシィー ホマロメナ・ワリシィー  サトイモ科
Homalomena walisii Regel ”Wallis氏の”
特徴
 茎が短い多年草。葉身は卵形から倒卵状長楕円形で、表面は濃緑色地に暗黄色の斑が不規則に
入る。
原産地 ベネズエラ
栽培 高温多湿を好み、日陰で管理する。冬は15度以上は保つ。水ゴケで植えると良い。繁殖は株分け。
備考 属名Homalonemaはギリシャ語のhomalos(平らな)とnema(糸)により、雄しべの形態に由来する。
熱帯アジアと南アメリカに約130種が分布する。
和名はハルユキソウ。
アマゾンリリー アマゾンリリー  ヒガンバナ科
Eucharis grandiflora Planch.&Linden ”大きい花の”
特徴
 地下部に鱗茎を持つ多年草。葉は根生し、葉身は長楕円形で、長さ30センチほど、花茎の先に
3〜6個の花が散形につく。花披は白色で、芳香があり、下部は筒状で、上部は6片になる。雄しべは6個で
花糸が基部で広がって互いに合着し、偽複冠をつくる。開花期は春から夏。コサージュなどにもよく使われる

原産地 コロンビアとペルーのアンデス山系
栽培 高温多湿を好み、冬は15度以上は保つ。半日陰で管理する。根の痛みを嫌うので、あまり株分けを
しなほうがよい。
備考 属名Mucharisはギリシャ語のeu(よい)とcharis(引きつける)の2語からなり、花の美しさに由来する。
中央および南アメリカに、約10種が分布する。
ストレチア ストレチア  バショウか科
Strelitzia reginae Ait. ”女王の”
特徴
 無茎で、高さ1〜1.5メートルになる多年草。葉は2列に互生し、葉身は長楕円状披針形で、長さ
45センチ、幅15センチほど、厚く革質。花茎の先にボート状の仏炎包がつき、その中に数個の花がつく。
花は橙色の3枚のがく片と、青色の花弁からなる。花弁のうち2枚は合着し先が尖った舌状となる。
他の1枚は短い。開花期は主として秋からよく春まで。
原産地 南アフリカ
栽培 日のよく当たる所で管理し、冬は5度以上に保温し、潅水を控える。繁殖は株分けによる。
備考 属名はStreliziaは、イギリスのジョージ3世の皇后の名に由来する。南アフリカの亜熱帯地域に
4種が分布する。和名はゴクラクチョウカ。
グロッパ・ウィニティー グロッパ・ウィニティー  ショウガ科
Globba winitii C.H.Wright ”Winit氏の”
特徴
 地下部に根茎を持つ多年草。茎は葉鞘に包まれた偽茎で、高さ1メートルほどになるが、鉢植えでは
50センチ程。葉は2列に互生し、上部の葉身は長楕円形で、長さ20〜25センチ、幅5〜6センチ。
偽茎の頂に下垂する花序を出す。花序には明るい赤紫色の包があり、その腋の枝軸に5〜7個の花を
つける。花は2〜3センチで黄金色。開花期は夏。包は晩秋まで美しい。
原産地 タイ
栽培 高温多湿を好み、明るい所で管理するが、夏の強すぎる日光は遮光する。晩秋には水やりを中止し
8〜10度のところで乾燥貯蔵し、よく春に植えつける。
へリコーニア・フミリス ヘリコーニア・フミリス  バショウ科
Heliconia humilis Jacq. ”低性の”
特徴
 高さ50〜100センチになる多年草で、変異が多い。茎は葉鞘に包まれた偽茎。葉は2列に互生する。
偽茎の頂に直立する花序を出す。花序にボート状の包が3〜6個、2列に互生してつき、赤色で、縁と先が
緑色。包の腋に数個の花がつき、白色で、先は緑色。開花期は春。草丈50センチほどの小型のものが、よく
栽培されている。切花に適する。
原産地 南アメリカ北部
栽培 高温多湿を好み、明るいところで管理する。冬は8〜10度は保つ。繁殖は株分けによる。前年生の
株に花が咲くので、花が終わった株は切り取る。
備考 属名Heliconiaはギリシャ神話において、ムーサたちが住むと想像されたギリシャのへリコン山
(Mount Helicon)にちなんだもの。本属がバショウ属(Musa)と類縁関係があることから。
ほとんどが熱帯アメリカに、数種が太平洋諸島に約150種分布する。
ヘリコニア・プッシタコルム へリコーニア・プシッタコルム  バショウ科
Heliconia psittacorum L.f. ”オウム色の”
特徴
 高さ1メートルほどの多年草。茎は葉鞘に包まれた偽茎。葉は2列に互生し、葉身は線状披針形。
偽茎の頂に直立する花序を出し、ボート状の包が3〜6個つき、黄橙色。包の腋に数個の花がつき、
黄橙色で先は緑褐色の斑がつく。ほぼ一年中、開花する。
原産地 南アメリカ北部
栽培 へリコーニア・フミリスにほぼ準じるが、耐寒性は本属中最も強い。
マランタ・レウコネウラ マランタ・レウコネウラ  クズウコン科
Maranta leuconeura E.Morr. "白脈の”
特徴
 地面を這うようにして伸び広がる多年草で地下部に魂茎を持たない。葉身は広楕円形で、長さ
10センチくらい、表面は青緑色地に、主脈の周辺と側脈が灰白色、側脈間に暗緑色地に、主脈の周辺と
側脈間に暗紫褐色の斑が入る。葉柄は葉身より短く、葉柄と葉身の接部に、手で触れるとはっきりわかる
間接がある。基本種var.leuconeuraは、以前は変種マッサンゲアーナvar.massangeana E.Morr.とされていた。
変種のケルコピアーナ Var.kerchoviana E.Morr.は基本種に比べて、表面の葉脈が白みを帯びないのが特徴
。変種のエリトロネウラ var.erythroneura Bunt.は表面の葉脈が濃桃色。
原産地 ブラジル
栽培 高温多湿を好み、強い日光を嫌う。冬は10度以上は保つ。繁殖はさし木または株分けによる。
備考 属名Marantaはベネチアの医者で植物学者のB.Marantiの名を記念してつけられたもの。熱帯アメリカ
に約23種が分布する(後文参照
マランタ・レウコネウラ・ケルコビアーナ マランタ・レウコネウラの変種ケルコビアーナ
マランタ・レウコネウラ・エリトロネウラ マランタ・レウコネウラの変種エリトロネウラ
マランタ・ビコロル マランタ・ビコロル  クズウコン科
Maranta bicolor Ker-Gawl. ”2色の”
特徴
 地面を這うように生育する多年草で、地下部に塊茎をもつ点で全種と区別される。葉身は楕円形がら
長楕円形で長さ、15センチ。表面の主脈周辺は淡緑色で暗緑色の斑が入り、葉縁付近は灰緑色。
葉身と葉柄の接部には間接がある。
原産地 ブラジル、ギニア
栽培 マランタ・レウコネウラに準じる(後文参照
備考 本種はマランタ・レウコネウラやその変種ケルコピーナとよく混合されているが、魂茎をもつことで
区別できる。
ストロマンテ・サングイネア ストロマンテ・サングイネア  クズウコン科
Stomanthe sanguinea Sond. ”血赤色の”
特徴
 高さ1メートルになる多年草だが、鉢植えでは小さくなる。根出葉は長楕円形から披針形で、長さ
30センチ程、表面は暗緑色、裏面は紫赤色。葉身と葉柄の接部に間接がある。株が成熟すると、基部から
茎が伸び先端の節より花柄を出し、頂部に血赤色の包がある白い花がつく。花後に高芽ができる。
開花期は2月から3月。
原産地 ブラジル
栽培 マランタ・レウコネウラに準じる。高めのさし木もできる。
備考 属名Stomantheは、ギリシャ語のstroma(寝椅子)とanthos(花)により、花序に形に由来する。
熱帯アメリカに10〜12種ほどが分布する。
和名はウラベニショウ。
クズウコン クズウコン科の1種  クズウコン科
Marantaceae sp.
特徴
 高さ1メートルほどになる多年草。根出葉は披針形で、長さ25メートルほど、表面は暗緑色で裏面は
紫赤色。葉身と葉柄の接部には間接がある。基部から茎が出て、先に高芽が生じる。
栽培 マランタ・レウコネウラに準じる。高芽のさし木でもできる。
クテナンテ・ルッベルシアーナ クテナンテ・ルッベルシアーナ  クズウコン科
Ctenanthe lubbersiana (E.Morr.) Eichl. ex Petersen ”Lubbers子の”
特徴
 高さ60センチ程になる多年草。葉身は線状長楕円形で、長さ25センチ、幅6〜7センチほど、表面は
白または黄白色地に緑色の斑が散斑状に入り、裏面は淡緑色。葉身を葉柄の接部には間接がある。
原産地 ブラジル
栽培 マランタ・レウコネウラに準じる。高芽のさし木も出来る。
コルディリーネ・テルミナーリス・愛知赤 コルディリーネ・テルミナーリス(愛知赤)  リュウゼツラン科
Cordyline terminalis (L.) Kunth ”頂生の”
特徴
 高さ1〜3メートルになる低木で、ふつう単幹だが、ときに分岐する。葉は茎頂付近にらせん状につき
、長さ30〜60センチほど。葉身は狭長楕円形で、光沢があり、しなやか。葉柄には深い溝がある。株が成熟
すれば、白色から赤味を帯びた小さな花が、円すい花序につくが、家庭ではあまり咲かない。たくさんの園芸
品種があり、葉の色や模様、大きさなど様々である。
’愛知赤’は葉身が濃紫紅色地で縁が紅色となり、幼葉では紅色の部分が広い。
’レッド・エッジ’は、葉身が長さ10センチ、幅2〜3センチと小さく、緑色地に薄赤色の覆輪が入る。
’白馬’は緑色地に乳白色の覆輪が入り、幼葉では白地を帯びる縦縞がはしり、葉柄も乳白色となる。
’クリスタル’は緑色、黄緑色、桃色、薄赤色の縦縞が入って美しい。
’レインボウー’は葉身は丸みを帯び、濃緑色地に紅色の覆輪が入る。
’ドリーミー’は幼葉が乳白色地に淡紅色の縦縞がはいって美しい。
’バンコック・ゴールド’は’クリスタル’に似ているが、葉の縁が赤味を帯びない。
原産地 東アジア
栽培 高温多湿を好み、明るい日陰で管理する。冬は5度でも越冬するが、8度以上は保ちたい。繁殖は
さし木のほか、根茎の根伏せも可能(後文参照
備考 ハワイのフラダンスに用いるフラ・スカートは緑葉の園芸品種の葉で作られている。
ハワイやポリネシアでは、この植物の生垣で住居を囲むと、悪魔が避けて、幸福になると信じられ、英名も
グットラック・プラント(幸福の期)と呼ばれる。
和名はセンネンボク。
コルディリーネ・テルミナーリス・レッド・エッジ コルディリーネ・テルミナーリス・レッド・エッジ
コルディリーネ・テルミナーリス・白馬 コルディリーネ・テルミナーリス・白馬
コルディリーネ・テルミナーリス・クリスタル コルディリーネ・テルミナーリス・クリスタル
ドラセナ・サンデリアーナ・リュウゼツラン ドラセナ・サンデリアーナ リュウゼツラン科
Dracaena sandriana hort.sander ex.M.T.Mast.
特徴
 高さ1〜2メートルになり、単幹で細い。葉は長披針形で、長さ15〜20センチ、葉縁は波うち、緑色地
に緑が乳白色の縞となり、先は尖り、基部は茎を抱く。園芸品種もいくつかある。’ビレスケンス’は単緑色
の縦縞がわずかに残る以外は、ほとんど縞が消失している。’ボーリンクエンシス’は葉の中央部が淡緑色で
、外側に2本の白色縞が入り、縁は濃緑色で全体に丈夫ながするもので、プエルトリコで発見された枝変わり。
’マーガレット・バークリー’は、葉が短く、濃緑色地に、クリーム色の縦縞が中央に走り、縁は半透明。
また、園芸品種名はつけられていないが、葉の縞が濃いクリーム色のものも導入されている。
原産地 カメルーン
栽培 コルディリーネ・テルミナーリスはほぼ準じるが、やや性質が弱く、冬は10度以上は保つようにする。
後文参照
備考 和名はギンヨウセンネンボク。
ドラセナ・ゴールディエアーナ ドラセナ・ゴールディエアーナ  リュウゼツラン科
Dracaena goldieana hort. ex Bak. ”Goldie氏の”
特徴
 高さ1〜2メートルになり、単幹。葉ははっきりとした葉柄があり、葉身は広卵形で、光沢のある緑色地
に、鮮緑色や銀灰色の斑点や横縞が入る。下葉は落葉しやすいため、葉は茎頂付近にのみ残る。
原産地 熱帯アメリカ
栽培 コルディリーネ・テルミナーリスにほぼ準じる。(後文参照
備考 和名はトラフセンネンボク。
ディフェンバキア・マクラータ ディフェンバキア・マクラータ  サトイモ科
Dieffenbachia maculata (Lodd.) G.Don”斑点のある”
異名 D. picta Schott
特徴
 高さ1メートルほどになる多年草。葉身は長楕円形から長楕円状披針形で、葉質はやや薄く、主側脈
は12〜15対で緑色地に、白色から黄白色の小斑が不規則に散在する。たくさんの園芸品種があり、また
交雑親としても重要である。’ルドルフ・レールス’は葉縁と主脈付近以外はほとんど黄白色となる。
’ジェンマンニー’は葉身が細く、矢羽根状の白斑が入る。’ゴールド・ゴールデン・スノー’は葉身のほとんど
が淡緑色白色になる。’スパ−パ’は緑色地に白斑が散在し、さらに密にはいるものに、’ピア’があり、
’スパーパ’から選抜されたといわれている。’ジャネット・ワイドナー’も、白斑が密に入る。
原産地 中央アメリカ、南アメリカ北部
栽培 高温多湿を好む。夏はやや遮光したところに置き、冬はできるだけ明るい室内で管理する。繁殖は
さし木による。樹液が皮膚につくと、障害が出る人もいるので、株を扱う時は手袋などを着用するとよい。
後文参照
備考 属名Dieffenbachiaは、ドイツの植物学者で医者のJ.F.Dieffenbach博士を記念してつけられもの。
熱帯南アメリカに約30種が分布する
ディフィンバキア・マクラータ・ルドルフ・レールス ディフィンバキア・マクラータ・ルドルフ・レールス
ディフィンバキア・マクラータ・ジェンマンニー ディフィンバキア・マクラータ・ジェンマンニー
ディフィンバキア・マクラータ・スパーバ ディフィンバキア・マクラータ・スパーバ
ディフィンバキア・アモエナ・トロピック・スノー ディフィンバキア・アモエナ(トロピック・スノー)  サトイモ科
Dieffenbachia amoena hort. ”優美な”
特徴
 高さ1メートルほどになる多年草で、茎は太い。葉身は長楕円型で、長さ40〜50センチm、幅20センチ
ほどで、厚く、緑色地に黄白斑が側脈に沿って不規則に入る。’トロピック・スノー’はこの園芸品種といわれ、
さらに斑が密生して入る。
栽培 ディフィンバキア・マクラータに準じる(後文参照
ディフィンバキア・オエスステディー・バリエガータ ディフィンバキア・オエルステディー・バリエガータ  サトイモ科
Dieffenbachia oerstedii Schott
特徴
 高さ90センチ程になる多年草。葉身は左右非対称の披針状長楕円形から卵形で、長さ25センチほど
になり緑色。子株とよく発生する。園芸品種の’バリエガータ’は、主脈と葉柄基部が白色となる。
原産地 メキシコからコスタリ
栽培 ディフィンバキア・マクラータに準じるが、子株を分ける事によっても繁殖できる(後文参照
ディフィンバキア・カミーラ ディフィンバキア(写真はカミーラ)  サトイモ科
Dieffenbachia cva.l
特徴
 たくさんの園芸品種が知れるが、来歴のわからないものも多い。’エキゾティカ’は高さ60センチ以下の
多年草。小型で古株の発生がよいためにディフィンバキアが普及するきっかけとなった。葉身は卵状披針形
で、白から黄白色の小斑が密に入る。
’コンパクタ’として流通しているものは’エキゾティカ’の優良系統とかんがえられるが明らかではない。
’キャンディダ’は葉身に白斑がさらに密に入り、明るい感じがする。
’アンナ’は葉縁に白色またはまたは薄桃色の細い覆輪が入るのが特徴。
’ハワイ・スノー’ににるが、斑がより鮮明で、さらに小型になり、子株の発生もよいために、現在のところ
生産量が最も多いものの一つである。
他に、’メリー’や’ハミング’も知られ、いずれも鮮緑色地の葉身に白斑が密に入る。
上記に園芸品種は小型のものであるが、より大きくなるものには、次のような園芸品種がある。
’ウィルソンズ・デライト’は葉身が卵形で、厚く、濃緑色地に主脈付近が白色となり、側脈の基部も白色。
子株も発生する。
’レックス’は葉身が長卵形で、暗緑色に白色小斑が入り、葉柄は直立し、暗褐色地に白斑または白縞が入る

栽培 ディフィンバキア・マクラータに準じるが、子株が発生するものは、株分けでも繁殖できる(後文参照
ディフィンバキア・エキゾティカ ディフィンバキア・エキゾティカ
ディフィンバキア・アンナ ディフィンバキア・アンナ
ディフィンバキア・ウィルソンズ・デライト ディフィンバキア・ウィルソンズ・デライト
ディフィンバキア・バウセイ ディフィンバキア・バウセイ  サトイモ科
Dieffenbachia × bausei hort.ex M.T.Mast. & T.Moore ”Bause氏の”
特徴
 高さ1メートルほどになる多年草。葉身は広披針形で、長さ30センチ、幅12〜13センチ、黄緑色地に
緑と白の小斑や斑点が不規則に入る。葉柄は緑色、長さ20センチほどで、半分ほどが葉鞘となる。
栽培 ディフィンバキア・マクラータに準じる(後文参照
ディフィンバキア・メモリアコルシー ディフィンバキア・メモリアコルシー  サトイモ科
Dieffenbachia ×memoria-corsii Fenzi ”Cors氏を記念して”
特徴
 高さ1メートルほどになる多年草。葉身は楕円状長楕円形で、緑色地に灰白緑色の刷毛目斑が主脈
を中心に密にはいり、側脈間には小さい白斑がさんざいするが、斑の入り方は個体によって異なり古い葉は
緑化する。
栽培 ディフィンバキア・マクラータに準じる(後文参照
アグラオネマ・コムタートゥム アグラオネマ・コムタートゥム  サトイモ科
Aglaonema commutaum schort ”変じた”
特徴
 茎は傾上して伸び、長さ60センチ以上にもなる多年草。葉身は長楕円状楕円形から、披針形、
長さ10〜17センチ、幅3〜6センチほどで、表面は光沢のある暗緑色地に主側脈にそって灰緑色の斑が
入る。葉柄は葉身よりも短く、ほとんどが鞘となる。変種エレガンスvar.elegans(Engl.)Nicols.は葉身が長さ
20センチ、幅5〜6センチほどで、細い淡緑色の斑が主側脈にそってはいる。異名はA.marantifolium hort.。
’ぷセウドブラクテアーツム’は茎が白色地に緑色斑が入り、葉身は緑色地に灰緑色と白色の斑が不規則に
入り、白色斑点が散在する。
’トロイビー’は株全体が小型で葉身は細くて灰緑色の斑が不規則にはいる。
’トリカラー’は葉身にクリーム色の斑が入り、葉柄が桃色を帯びる。
原産地 フィリピン諸島、セレベス島北東部
栽培 高温多湿を好み、日陰にもよくたえるが、冬できるだけ明るい室内で管理したほうが良い。冬は10度
以上は保つようにする。繁殖はさし木による。(後文参照
備考 本種は交雑種としても重要である。属名Aglaonemaはギリシャ語のaglaos(光る)とnema(糸)の2語
からなり、雄しべに光沢があるこによると考えられる。熱帯アジアに約50種が分布する。
アグラオネマ・コムタートゥム・エレガンス アグラオネマ・コムタートゥムの変種のエレガンス
アグラオネマ・コムタートゥム・プセウドブラクテアーツム アグラオネマ・コムタートゥム・プセウドブラクテアーツム
アグラオネマ・コムタートゥム・トロイビー アグラオネマ・コムタートゥム・トロイビー
アグラオネマ・コムタートゥム・トリカラー アグラオネマ・コムタートゥム・トリカラー
アグラオネマ・クリスプム アグラオネマ・クリスプム  サトイモ科
Aglaonema crispum (hort.Pitcher&Manda)Nicois.
異名 A.roebelinii hort.Pitcher&Manda
特徴
 茎は直立し、高さ1メートルほどになる多年草。葉身は楕円形、長さ14〜30センチ、幅7センチ〜12
センチほどで、革質、緑灰色地に主脈付近と葉縁部を除いて灰白色の斑が大きく入る。葉柄は長さ20センチ
ほどで、ほとんどが鞘となる。
原産地 フィリピン諸島
栽培 アグラオネマ・コムタートゥムにほぼ準じる(後文参照
和名はアサヒリョクチク。
アグラオネマ・モデストゥム アグラオネマ・モデストゥム  サトイモ科
Aglaonema modestum Schott ex Engl. ”あまり大きくない”
特徴
 茎は傾上して伸び、長さ60センチほどになる多年草。葉身は卵形から長楕円状披針形、長さ14センチ
〜22センチ、幅8〜11センチで、光沢のある緑色。葉柄の半分以上が鞘となる。子株がよく発生する。
’メディオピクツム’は葉身中央部に黄緑色の斑が大きく入る。
原産地 中央南部からタイ北部
栽培 アグラオネマ・コムタートゥムほぼ準じるが、耐寒性は強い。また株分けでも繁殖できる(後文参照
備考 和名はリョクチク。
アグラオネマ・モデストゥム・メディオピクツム アグラオネマ・モデストゥム・メディオピクツム
アグラオネマ・ニティドゥム・カーティシー アグラオネマ・ニティドゥム(カーティシー)  サトイモ科
Aglaonema nitidum (Jaku) Kunth ”光沢のある”
異名 A.integrifolium (Link) Schott; A.oblongifolium Schott
特徴
 茎は直立し、高さ90センチ程になる多年草。葉身は長楕円形から倒披針形、長さ20〜45センチ、幅
7〜16センチほどで、暗緑色。葉柄は20センチほどで、ほとんどが鞘となる。一般に栽培されているものは、
’カーティシー’で葉身の主側脈にそって銀白色の条斑がはいる。
原産地 ビルマからスマトラ、ボルネオ
栽培 アグラオネマ・コムタートゥムに準じる。(後文参照
アグラオネマ・ピクトゥム アグラオネマ・ピクトゥム  サトイモ科
Aglaonema pictum (Roxb.) Kunth ”彩色したような”
特徴
 茎は直立し、高さ30センチほどになる多年草。葉身は長楕円形から卵形、長さ10〜15センチ、幅
5〜6センチ程で、暗青緑色地に淡緑色と灰色の斑が不規則に入る。葉柄は5センチほどで、ほとんどが鞘
となる。園芸品種の’トリカラー’は葉身に黄緑色の斑がはいる。
原産地 スマトラ
栽培 アグラオネマ・コムタートゥムに準じるが、やや性質が弱い。(後文参照
備考 和名はナガバセスジグサ。
アグラオネマ・シルバーキング アグラオネマの園芸品種(写真はシルバーキング)  サトイモ科
Aglaonema cvs.
特徴
 ’パトット・ジャングル’の葉身は長楕円形で、長さ20〜25センチ、幅8〜10センチ、銀白色地に緑色の
斑点が不規則に入り、主脈と葉縁は緑色となる。
’シルバーキング’と’シルバー・クイーン’は前品種によく似るが、葉身の幅が狭く、株全体があかるい。
栽培 アグラオネマ・コムタートゥムに準じる。子株がよく発生するので、かぶわけもできる(後文参照
備考 ’シルバー・キング’、’シルバー・クイーン’、いずれもアグラオネマ・ニティドゥムの園芸品種
’カーティシー’とアグラオネマ・ピクトゥムの交雑によって作られた。
アグラオネマ・シルバー・クイーン アグラオネマ・シルバー・クイーン
アグラオネマ・パイロット・ジャングル アグラオネマ・パロット・ジャングル
シマオオタニワタリ・アビス シマオオタニワタリ・アビス  チャセンシダ科
Asplenium nidus L. ”巣”
異名 A.nidsu‐avis hort.
特徴
 森林の樹上や岩上に着生する。葉は単葉で放射状に広がり、長さ30〜100センチ。ソーラスは主脈から
始まって葉縁との間の1/2〜1/3の長さに葉脈にそって細長く並ぶ。’アビス’はよく栽培されるもので、葉の
中部以上が広くなり、葉裏面の主脈がはっきりともりあがるが異変が多い。
原産地 アジアや太平洋諸島の熱帯、日本の小笠原諸島、琉球列島
栽培 高温多湿を好み、半日陰で管理する。霜に当てないようにすれば越冬できる。繁殖は胞子による。
備考 似た種類にオオタニワタリ A.antiquum Mak. は、ソーラスが主脈と葉縁間の2/3と広い。
属名Aapleniumは、ギリシャ語のa(否定)とsplen(ひ臓)の2語からなり、ある種のもにがひ臓の薬として効力
があるという言い伝えに由来する。世界の熱帯から寒帯に、主として熱帯に650種が分布する。日本には30種
あまりの種が知られる。
アヤメシダ・シシバタニワタリ アヤメシダ (写真はシシバタニワリ)  ウラボシ科
Microsorium pundtaum (L.) Copel. ”小点がある”
特徴
 樹上や岩上に根茎でよじのぼる。根茎はやや太く、4ミリほどで枝分かれをして這う。葉は単葉で長さ
30〜60センチ。ソーラスは点状で裏面に散在し、包膜はない。
園芸品種の’グランディセプス’はシシンバタニワタリとも呼ばれ葉先がとさか状になる。
原産地 アジア、アフリカ、オーストラリア、ポリネシアの熱帯
栽培 高温多湿を好み、半日陰で管理する。冬は10度以上は保つ。用土は排水の良いものを使う。
繁殖は胞子により、株分けもできる。
備考 属名Microsoriumは、ギリシャ語でmikros(小さい)とsoros(胞子群)の2語からなり、ソーラスが小さい
点状であることに由来する。旧世界の熱帯に約100種分布し、日本の熱帯に7種が知られる。
ビカクシダ ビカクシダ  ウラボシ科
Platycerium bifurcatum (Cav.) C.Chr. ”2またに分かれた”
特徴
 樹幹や岩上に着生する。裸葉は株元に重なってつき、円状じん臓形。実葉はやや直立するか垂れさが
り、先は2〜3回また状に分岐し、ソーラスは頂部の裂片の先端部につく。
原産地 オーストラリア、ポリネシア
栽培 高温多湿と明るいところを好む。寒さに強く、凍らない程度に保温すれば、越冬できる。
備考 属名Platyceriumは、ギリシャ語のplstys(広い)とkeras(角)の2語からなり、実葉がオオシカの角に似て
いることに由来する。
世界の熱帯、亜熱帯に約17種が分布する。
プラティケリウム・ウィリンキー プラティケリウム・ウィリンキー  ウラボシ科
Platycerium willinckii T.Moore ”Willinck氏の”
特徴
 樹幹や岩上に着生する。裸葉はやや直立し、先は浅裂する。実葉は長さ1メートルにもなって垂れ下が
り、3またに分岐し、さらに各裂片が2またに分岐する。ソーラスは頂部の裂片の先端部につく。
原産地 ジャワ、オーストラリア
栽培 ビカクシダにほぼ準じるが、冬は10度は保つ。
ヘゴ ヘゴ  ヘゴ科
Cyathea spinulosa Wall. ex Hook. ”やや刺のある”
特徴
 茎は高さ1〜4メートルになり、茎のまわりには多数の気根が取り巻いて樹木状になる。葉は茎の先に
水平に広がり、長さ1〜2メートル、2回羽根状副葉で、小羽片はさらに羽根状深裂する。ソーラスは裂片の
主脈付近に並び、球形の薄い包膜で包まれる。
原産地 アジアの東部、南部の亜熱帯
栽培 高温多湿を好み、半日陰で管理する。冬は最低10度以上は保つ。繁殖は胞子による。
備考 似た種類のマルハチC.mertensiana (Kunze) Copel.はソーラスに包膜がなく、葉柄の落ちた跡が丸に
八の字を逆さにした模様が残る。
属名Cyatheaは、ギリシャ語kyaheion(小さなコップ)により、包膜の形に由来する。熱帯と亜熱帯に約800種
が分布し、日本には7種が知られている。
ブレクヌム・ギッブム ブレクヌム・ギッブム  シシガシラ科
Blechnum gibbum (Labill.) Mett. ”片側に膨れた”
異名 Lomaria gibba Labill.
特徴
 根茎は立ち上がり、高さ60〜90センチになる。根茎頂部に複葉が広がり、長さ60〜90センチで、
1回羽状複葉。実葉は株の中央に立ち上がって生じ、ソーラスは羽状の中軸の左右に接近して平行につく。
原産地 南太平洋諸島
栽培 高温多湿を好み、半日陰で管理する。冬は10度以上は保つ。繁殖は種子による。
備考 属名Blechumはギリシャ語でblechnon(シダ)に由来する。世界の熱帯を中心に約40種が分布し、
日本には1種が知られる。
園芸上は旧属名のロマリアの名で知られる。
ホコシダ・フイリイノモトソウ ホコシダ(フイリイノモトソウ)  ワラビ科
Pteris ensiformis Burm.f. ”剣状葉の”
特徴
 裸葉は短く、羽片は鈍頭。実葉は立ち上がり、長さ40センチほどで、1回羽状複葉。ソーラスは葉縁に
沿ってつき、葉縁が裏へ折れ曲がって偽包膜となる。’ビクトリエ’は和名がフイリイノモトソウで、銀白色の
斑が入り、よく栽培させる。
原産地 アジア東部、マレー半島、オーストラリア
栽培 高温多湿を好み、やや日陰を好む。冬は度以上は保つ。繁殖は胞子または株分け(後文参照
備考 属名Ptersは、ギリシャ語のpteris(シダ)により、羽状葉に由来する。主として熱帯に約280種が分布
し、日本には、30種が知られる。
マツザカシダ マツザカシダ  ワラビ科
Pteris nipponica Shieh ”日本の”
特徴
 根茎は短く這う。裸葉の側羽状は1〜2対であまり長くならず先は急に尖り、表面の中央に白斑が
入るものが、園芸的に利用される。実葉は立ち上がり、ソーラスは葉縁のおりかえった偽包膜で包まれる。
原産地 本州(千葉県以南)から沖縄諸島の暖地。
栽培 ホコシダに準じるが、寒さには強い(後文参照
備考 オオバノイノモトソウ(P.cretica L.)に似るが、側羽状の数が少なく、形も中太りで広いことなどで
区別する
タマシダ タマシダ シノブ科
Nephrolepis auriculata (L.) Trimen ”耳形の”
特徴
 根茎は斜上から直立し、ストロンに芽と球根をつける(貯水器官)をつける。葉は長さ50センチほどで、
1回羽状複葉。羽状の基部は心臓形で、直接葉軸につき、間接があるので、そこから羽片が落ちやすい。
ソーラスは羽片の主脈と縁の間に2列につき、包膜は肝臓形。
園芸品種としては、羽片が石化する’ダッフィー’あり、石化タマシダと呼ばれ、ソーラスはできない。
原産地 アジア東部から南部、ポリネシア、アフリカに分布し日本では伊豆半島以西の暖かいところ。
栽培 乾燥によく耐え、半日陰で管理する。冬は最低ー1度は保つ。繁殖は胞子が株分け(後文参照)
備考 属名Nephrolepisは、ギリシャ語nephros(腎臓)とlepis(鱗片)の2語からなり、包膜が腎臓形であること
に由来する。熱帯、亜熱帯に約30種た分布し、日本には3種が知られる。(後文参照
和名はストロン上の球根に由来する。
タマシダ・ダフィー タマシダ・ダッフィー
セイヨウタマシダ・テディージュニア セイヨウタマシダ(テディージュニア)  シノブ科
Nephrolepis exaltata (L.) Schott ”非常に背の高い”
特徴
 タマシダに似るが、ストロンに球魂をつけず、羽状が線状披針形で先が尖る。アメリカで多くの
園芸品種がつくられ、羽片がさらに切れ込んだり、羽状や小羽片がなじれなり波打ったり、色彩が変わったり
している。’テディー・ジュニア’は最も一般的なもので、ツデーとも呼ばれ、羽片がねじれて波打っている。
’ポストニエンシス’はボストンタマシダとも呼ばれ、葉が長さ1メートルほどにもなり、垂れ下がる。
’ファン・ダンサー’はオーストラリアで作出されたもので、羽片が黄金色になる。
’マーシャリー’はフサフサシダとも呼ばれ、羽片が3回羽状に細く切れ込む。
原産地 熱帯アメリカ
栽培 寒さには弱く、冬は5〜8度は保つようにし、その他はタマシダに準じる。(後文参照
セイヨウタマシダ・ファンダンサー セイヨウタマシダ・ファンダンサー
セイヨウタマシダ・マーシャリー セイヨウタマシダ・マーシャリー
ペルリーア・ビリディス ペルレーア・ビリディス  ワラビ科
Pellaea virdis (Forssk.) Prantl ”緑色の”
特徴
 根茎は短く這う。葉は長く30〜60センチで、2〜3回羽状複葉、羽片は有利、小羽片は卵形から披針形
。ソーラスは小羽片の縁につき、葉縁が裏へ折れ曲がって偽包膜となってソーラスをつつむ。葉柄と葉軸は
黒褐色。
原産地 南アフリカ、マダガスカル
栽培 乾燥に強く、半日陰で管理する。冬は5〜8度以上は保つ。繁殖は胞子または株分けによる。
備考 属名Plellaeaはギリシャ語のpellaios(暗色の)により、葉柄や葉軸の色に由来する。世界に広く分布
するが、主として、南アメリカや南アフリカに矢く80種が知られる。
ペルレーア・ロトゥンディフォーリア ペルレーア・ロトゥンディフォーリア  ワラビ科
Pellaea rotundifolia (G.Forst.) Hook. ”円形葉の”
特徴
 根茎は短く這う。葉は1回羽状複葉で羽片はほぼ円形、革質、表面は黒緑色。裏面は白緑色。
ソーラスは羽片の縁につき、偽包膜で包まれる。葉柄と葉軸は黒褐色で、褐色の開出毛が密生する。
原産地 ニュージーランド
栽培
 ペルレーア・ビリディスに準じる。
アラゲクジャク アラゲクジャク  ワラビ科
Adiantum hispidulum Swartz "小剛毛がある”
特徴
 根茎は短く這い、分岐する。羽状を鳥足状に広げ、小羽片は菱状長楕円形。ソーラスは葉縁の脈上
につき、縁は裏へ折り曲がって偽包膜となる。葉柄や葉軸上に硬い粗毛が密生する。
原産地 旧世界の熱帯
栽培 空中湿度が高いところを好み、半日陰で管理する。冬は8〜10度以上は保つ。繁殖は胞子または
株分けによる(後文参照)
備考 Adiantumは、ギリシャ語のadiantos(湿気ていない)により、葉が水をはじいて濡れないことに由来
する。主として熱帯アメリカに、幾つかが、北アメリカの温帯およびアジア東部に約200種が分布し、
日本には8種が知られる(後文参照
アジアンタム・ラッデアータム・フラグランティッシムム アジアンタム・ラッデアータム(フラグランティッシムム) ワラビ科
Adiantum raddianum K.Presl ”Raddi氏の”
異名 A.cuneatum Langsd. & Fisch.
特徴
 根茎はごく短く這い、分岐する。葉は2〜4回羽状複葉。小羽状は扇方で、上縁が裏へ折れ曲がって
やや円形の偽包膜となりソーラスを包む。たくさんの園芸品種たあり、園芸店でよく出回っている。
原産地 熱帯アメリカ
栽培 アラゲクジャクに準じる(後文参照
備考 和名はカラクサホウライシダ。
アジアンタム・ラッディアーヌム・マユース アジアンタム・ラッディアーヌム・マユース
アジアンタム・テネルム・スクツム・ローセウム アジアンタム・テネルム(スクツム・ローセウム) ワラビ科
Adiantum tenerum Swartz "軟弱な”
特徴
 根茎はごく短く這い、分岐する。葉は3〜4回羽状複葉。小羽片は倒三角形から菱形で、長楕円形の
偽包膜がソーラスを包む。’スクツム・ローセウム’は新葉が赤味を帯びる。
原産地 フロリダ州、西インド諸島、メキシコ
栽培 アラゲクジャクに準じる(後文参照
アスプレニウム・ブルビフェルム アスプレニウム・ブルビフェルム  チャセンシダ科
Asplenium bulbiferum G.Frost. ”球芽のある”
特徴
 根茎は短い。葉は2〜3回羽状複葉で、表面にたくさんの無性芽が生じる。ソーラスは線形。
原産地 ニュージーランド、オーストラリア、インド。
栽培 シマオオタニワタリに準じ、無性芽でもふえる。
備考 英名はマザー・ファーンで、葉に生じる無性芽の様子に由来する。
レザー・ファン レザー・ファン オシダ科
Rumohra adiantiformis (G.Forst.) Ching ”アジアンタム属の形の”
特徴
 根茎は這う。葉は下部で2〜3回羽状複葉、革質。ソーラスは主脈と縁との中間につく。
原産地 南半球の熱帯から温帯。
栽培 乾燥にも寒さにも強い。繁殖は胞子か株分け。
備考 属名Rumoha は、Carolus de Rumohr Holstein博士を記念してつけられたもので、1属1種。
葉が厚く、革質で切花に利用される。

  

属の解説、栽培のポイント1

種を表す学名(種名)は二命法という、属名を始めに、次に種小名を連記する方法をとっています。
そして園芸上も属名だけで呼ぶことも多く、ここでは主要な属を解説します。

モンステラ属 Monstera Adans.   サトイモ科

つる性の着生植物で、付着根でよじのぼる。葉身は多くの場合は左右非対称で、全縁あるいは羽状に中〜深裂し、
ときに葉脈間に穴が開き、革質で、網状の葉脈がある。葉柄の基部は葉鞘となっている。

花は両性で小さく、肉穂花序に密生して多数つき、花序の基部にボート状の仏炎包があり、花序を覆うがスクに脱落する。
子房は2室で、各室に2個の胚珠を含む。果実は液果で、合着してトウモロコシ状となる。

栽培
夏は30〜40パーセント遮光下に置くが、秋から春は努めて明るい所で管理する。
育成適温は20〜30度で、冬は最低5〜7度以上は保つようにする。
生育期には用土が乾いていれば、毎日でも水を与え、葉水も行うが、冬期は乾燥気味に保つ。
肥料は生育期に薄い液肥を2〜3回与えるが、冬期は施さない、

本来大型になる植物を幼苗の状態で観賞しているので、多肥は行わない。
用土は排水の良いのもを選ぶ。
繁殖はさし木によるが、葉のない茎だけを砂などに伏せて芽をださしてもよい。
適期は6〜7月。


ハブカズラ属 Epipremnum Schott  サトイモ科

付着根で樹上や岩上によじのぼるつる性の多年草。葉は互生し、葉身は革質で全縁または羽裂し、
葉柄は長い、仏炎包は大きく、船形ですぐに落ちる。肉穂花序は大きく、両性花が密につく。
両性花には花被がなく、4個の雄しべと1個の雌しべからなる。
子房は1室で、2個から多数の胚珠がつく。果実は液果。

幼期と成熟期で葉形が異なり、観葉植物として一般的なポトスも成熟期になると、
葉縁が中裂する。

栽培

半日陰で管理するが、冬は出来るだけ明るいところに置く。
生育適温は20〜25度で冬は7〜10度は保つようにしたい。
高温期はみずをたっぷり与え、葉水を行い湿度を保つ。

冬は水を控える。幼苗を観賞しているので、肥料をあたえすぎると、葉が急に大きくなって
葉姿がみだれるので注意する。
用土は排水の良いものを使う。繁殖はさし木により、高温期に行う。


フィロデンドロン属 Philodendron Schott  サトイモ科

着生の草本植物で、多くは付着根でよじのぼるつる性植物だが、まれに茎が直立する。
葉身は全縁から羽状浅裂〜中裂し、平行脈がある。花柄は短い。
花は単生で小さく、肉穂花序に密につく。花序の基部の仏炎包は肉質で、花序を囲み、果実が熟するまで残る。
果実は液果で、白色から橙色。

栽培
夏は30〜40パーセント遮光下に置くが、秋から春は窓越しの光を当てるとよい。
生育適温は20〜30度で冬期は10度以上は保つ。生育期の夏は水を毎日与えるが、冬は控えめにする。
葉水で湿度を保つとよい。
肥料は5〜10月の間に2ヶ月に1度、薄い液肥を与えるが、与えすぎると株が大きくなりすぎるので、
注意する。用土は排水の良いものを選ぶ。繁殖はさし木による。茎が短い種でも
葉の付け根に茎をつけてさし木を行えばやがて子株が生じてくる。
適期は6〜8月。


シンゴニウム属 Syngonium Schott  サトイモ科

付着根でよじのぼる多年草で、植物体に乳管があり、茎葉の切り口から白い液を出す。
成葉と幼葉では、葉身の形が異なることが多い。
成葉はふつう3裂から鳥足状に3〜13深裂し、まれに全縁。

葉柄は長く、基部の方が葉鞘となっている。幼葉は単葉。花は単性で小さく、
花被を欠き肉穂花序に密につく。花序の基部には仏炎包があり、花序の下部を包む。
花序は仏炎包より短い。果実は液果で互いに合着する。

栽培

夏は半日陰に管理し、冬はレースのカーテン越しくらいの日光をガラス越しにあてるとよい。
生育適温は20〜30度で冬は10度以上は保つ。夏は水を毎日与え、肥料は薄い液肥を1〜2ヶ月に
1度施す。冬は水を与え、肥料はあたえない。
葉水をおこない。湿度を保つと良い。
生育が旺盛なので、すぐに株が乱れるが、切り戻して更新すると良い。
用土は水ゴケ単用か、腐植質の多いものを使う。
繁殖はさし木により、適期は6〜8月。


キヅタ属 Hedera L.  ウコギ科

常緑のつる性の木本、まれに低木状になる。幼期と成熟期では形態が異なる。
幼葉では、茎から付着根が生じてよじのぼり、葉身は掌状に浅裂する。
成熟期では、茎はよじのぼらず、付着根も生じない。葉身はふつう楕円状披針形で、裂けない。
花は小さく、散形花序をつくり、さらにそれらが集って円すい状となるが、株が成熟しないと
咲かない。鉢栽培では、幼苗期のものを利用している。

栽培
日のよく当たる所で管理するが、低日照下でもよく育つ。生育適期は15〜20度で寒さに強く、0度以下でも越冬できる。
用土の乾燥には強く、過湿を嫌うので、冬は水を与えすぎないようにする。葉水をおこない、湿度を高めると良い。

5〜10月には、2ヶ月に1度は薄い液肥を施すが、冬は施さない。
用土は排水の良いものなら良い。
繁殖はさし木により、12度以上あればいつでも可能。さし木苗はミニ観葉として利用するとよい。
壁面緑化やグランドカバーなど、戸外でもよく使われる。


エクメア族 Aechmea Ruiz & Pav.  パイナップル科

着生の草本植物。葉は短い茎に密集し、堅く、縁には刺状鋸歯があり、多くは線状で、基部は重なり合っ
筒状となる。
花は無柄またはまれに小花柄があり、穂状花序、円すい花序または総状花序をつくる。
花柄には包があり、しばしば色づいて美しい。
がく片はしばしば先が微突形。花弁は3個で合着せず、基部の内側には2個の鱗片がある。
子房下位で胚珠はふつう尾状。
果実は液果で、ふつう美しくいろづいて、長く株に残る。種子には羽毛または冠毛状の付属体はない。

栽培
明るめの半日陰で管理すると良い。生育適温は20〜25度で冬は7度以上は保つ。用土としては
水ゴケ単用がよい。
葉の筒状部に水をためておくとよいが、冬期には水を抜く。水は用土が乾けば与えるが
、葉水を頻繁に行って湿度を保つ。開花した株には、再び花が咲くことはないので
開花後に株元から生じてくる側芽を切り離して増やすとよい。
その際、はさみなどで切り取ると、基部の茎とその先の生長点をきずつけることがあるので、
親株を左右に曲げて、茎をつけるようにして手でかき取る方が無難である。
側芽の茎が2〜4枚展開してころがおこないやすい。


グズマニア属 Guzmania Ruiz & Pav.  パイナップル科 

地生または着生の草本植物。葉は短い茎に密集し、堅く、全縁で基部は重なり合って筒状となる。
花は穂状または、円すい花序につき、しばしば美しく色づく包がある。花弁は基部で合着して筒状
なり、がくとほぼ同じ長さ。子房上位。
果実はさく果で種子に羽状の付属体がある。

交雑種のグズマニア・マグニフィカは小型で、最もよく栽培されているが、
その交雑種のグズマニア・リングラータ G.lingulata (L.) Mezのほか、
グズマニア・ベルテロにアーナ G.berteroniana (Schult.) Mezなど、大型から中型の
美しい種も多い。

栽培
日陰から半日陰で管理し、その他は上記のエクメア属に準じるとよい。


フリーセア属 Vriesea Lindl.  パイナップル科

着生、まれに地生の草本植物。葉は短い茎に密集し、堅く、全縁で、基部は重なり合って筒状となる。
花は穂状花序につき、目立つ包で包まれる。花弁は合着しないか、基部で合着して短い筒状と
なり、内側に1〜2個の鱗片がある。下房上位。
果実はさく果。種子には長さ、真っ直ぐな毛状の付属体が束生する。
日本ではまだ普及していないが、交雑種のフリーセア・ブラジリアは
トラフアナナスに似るがさらに大型で、分岐した花序を持つ。

栽培
日陰で管理し、側芽が生じにくいものは、種子繁殖をおこなう。
その他は、エクメア属に準じる。


オリヅルラン属 Chlorolphytum Ker-Gawl.  ユリ科

根茎を地下に持つ多年草。根は太く、多肉質。葉は根生し、無柄で線形または披針形から卵形で
葉柄がある。花は小さく、総状または円すい花序につく。花被は車形で花被片は6枚で花弁状
となっており、基部で合着していない。雄しべ6本。
果実は胞背裂開する、さく果で3個の翼または陵がある。
園芸的には、2種ほどが利用されるのみである。

栽培
日のよく当たる所でかんりするが、夏は少し遮光するとよい。
生育適温は20〜25度だが、寒さには強く、0度近くになっても越冬できる。
ナカフヒロハオリズルランはやや寒さに弱いので注意する。
水やりは、生長期の夏にはたっぷり目におこなってもよいが、
根が多肉質で乾燥につよいので、低温期にはかなり控え目にする。4〜9月は肥料を2ヶ月に
1度与えるが、冬は施さない。
用土は排水のよいことが大切。子株が生じやすいものは、切り取ってふやし、出にくいものは
植え替え時の株分けによる。適期は4〜6月。


トラデスカンティア属 Tradescantia L.  ツユクサ科

多年草で、葉は互生し、太い主脈と平行脈があり、基部は鞘になる。
花は集散花序につき、舟形の総包につつまれる。
花被片は6個で外花被片は緑色のがく状になり、
内花被片は青、赤、白などになり花弁状。雄しべは6本で、花糸にはふつう毛がある。
子房は上位、3室で、各2個の直生胚珠が中軸胎座につく。
果実はさく果。

栽培
明るいところで管理するが、日照不足にもよく耐える。生育適温は
20〜25度で冬は5度以上は保つようにする。
高温期には、過湿にならない程度に水はたっぷり与えるが、冬は乾かし気味に管理する。
肥料が切れると、葉色があせてくるので、高温期には液肥で追肥をおこなうが、
冬は施さない。
株が古くなって形が乱れてくれば、根本まで刈り込んで新芽を出させると良い。
鉢に根が回っているようだと、早めにさし木で株を更新すると良い。
さし木は12度以上あればいつでも可能で、水にさしておいても発根してくる。
発根すれば鉢に定植するが、密に植えつけるとすぐに観賞できるようになる。
また、用土をいれた鉢に直接さしてもよい。
用土は排水の良いものを使う。


ドラセナ科 Dracaena L.  リュウゼツラン科

常緑の低木または高木。葉は茎に密につき、とくに老樹になると茎の先端部に密につく種が多い。
花は小さく、ときに芳香があり、円すい花序につく。花披片は開平するか反り返り、基部で
わずかに合着することもある。雄しべは6本。子房は3室で、各室に1個の胚珠をもつ。
果実は球形の液果。
園芸上、後述するコルディリーネ属と混乱していることがあるが、本属は子房各室に1個の胚珠しか、
持たないことに対し、コルディリーネ属では多数の胚珠あることで区別できる。

なお、リュウゼツラン科は、以前、ユリ科とヒガンバナ科に含まれていたものを合わせて、
独立させた科で、ユリかとは花が完全な子房以下である点で、ヒガンバナ科とは、
地下に鱗茎をつくらない点で区別されている。

栽培
夏は半日陰で管理し、冬はできるだけ日光にあてるとよいが、
日照不足にもよく耐える。
生育適期は20〜30度で、高温多湿を好み、冬は8〜10度は保つようにする。
夏はたっぷりと水を与え、頻繁に葉水をおこなって空中の湿度を保つ。
冬は用土を乾燥気味にする。
春から秋の生長期にのみ肥料を施す。用土は排水のよいものを使う。
繁殖はふつうさし木による。葉のなくなった茎をさいても、先端から、新芽が出てくる。
また、取り木も可能で、いずれも高温期におこなうとよい。


コルディリーネ属 Cordyline Comm.ex Juss.  リュウゼツラン科

常緑の低木または高木。葉はふつう茎の先端に密につく。花はちいさく、円すい花序につく。
花披片は6個で、基部で合着する。雄しべは6本。子房は3室で、各室に5〜15個の胚珠をもつ。
果実は肉質で、球形の液果。

栽培
ほぼ前述のドラセナ属に順ずる。また、地下に多肉質の根茎があるので、1〜2センチに切り、
さしておくとに2ヶ月ほどで発根してくる。20度以上あれば行える。


カンノンチク科 Rhapis L.f.  ヤシ科

常緑の低木で、幹は叢生し、葉柄基部にある繊維質につつまれる。
葉は掌状にほとんど基部まで裂け、羽片は内折する。
雌雄異株で雌株には雌株と両性花が同じ花序に交じる。
花序には多くの退化した3個の雌しべがある。両性花は雄しべより小さく、中央に雌しべが3個、
周りに雄しべが6個ある。

栽培
半日陰で管理するが、冬はよく日光にあてるようにする。
生育適温は20〜25度だが、寒さには強く、霜に当てなければ0度以上で越冬できる。
用土は排水のよいものを好み、夏は水を十分あたえるが、冬は控える。
用土は極端に湿ったり乾いたりすると、根が弱って葉先が枯れこむ
野で注意する。肥料は生長期のみ施す。
鉢に根が回れば、5月中旬〜6月に植え替えをおこない、その際
に株分けのできる。


カラテア属 Calathea G.F.Mey.  クズウコン科

常緑の多年草で、葉はほとんどが根出葉となる。葉柄と葉身の接部には間接がある。
葉腋からでた花柄の先に、頭状または、穂状花序がつく。花序には包が密生し、
その腋に花が2個もしくは数個つく。
がく、花冠ともに基部で合着して筒状になり、上部で三裂する。
完全雄ずいは1個。仮雄ずい3個のうち、外輪の1個がふつう大きくなって弁花する。
子房は下位で、3室、各室に1胚珠をもつ。果実はさく果。
園芸上、後述のマランタ属と混乱している場合があるが、同属は花序の形態が本属と
異なり、子房は1室で1胚珠をもつことで区別できる。

栽培
直射日光などの強い光を嫌うので、半日陰に管理する。生育適温は20〜25度で、高温多湿を好み、
冬は12度以上は保つ。空中湿度が不足したり、光が強すぎると、葉がまくことがある。
生長期は水もたっぷり与え、液肥も適どにほどこし、葉水を頻繁におこない空中湿度
を高める。
冬の低温期は水を控え、肥料も施さない。繁殖は株分けにより、6月ごろに行う。
用土は水ゴケ単用のほか、腐葉土などを混合した軽い用土を使う。 


スパティフィラム属 Spathiphyllum Schott  サトイモ科

多年草で、地下に短根茎がある。葉を地際から叢生し、葉柄には長い葉鞘がある。
花は両性で、花被があり、肉穂花序につき、ときに芳香がある。
花序には白色または緑色の仏炎包を伴う。

栽培
半日陰で管理するが、冬はなるだけ明るいところにおくとよい。
生育適温は20〜25度で、冬は最低8〜10度は保つ。春から秋の生長期は、
水をたっぷりと与えるが、冬は控え目にする。肥料も生長期のみ、施す。
多湿を好むので、高温期には葉水を頻繁に行う。
繁殖はふつう株分けによる。鉢に根が回れば、5〜8月に植え替えを行い、その際に
株分けで増やすと良い。
用土は腐葉土を主体とした排水の良いものが望ましい。


マランタ属 Maranta L.  クズウコン科

多年草で、茎はよく分岐する。葉は薄く、葉柄基部は鞘となり、葉柄と葉身の接部には間接がある。
花は分岐した総状花序にまばらにつくか、しばしば円すい花序につく、がく、花冠ともに
基部で合着して、筒状となり、上部は3裂する。完全雄ずいは1個。
仮雄ずいは4個で、そのうち外輪の2個はふつう大きくなって弁化する。
子房は上位で1室。果実はさく果で1個の種子を含む。
産業的には、熱帯アメリカ原産のクズウコン(M.arundinacea L.)が重要で、その根茎から良質の
でんぷん(矢根粉)が採れる。
また、園芸品種のバリエガータは葉に斑が入って美しい。

栽培
ほぼ、前述のカラテア属に準じる。冬は最低10度以上は保つ。
繁殖は、6月頃に伸びた茎を用いてさし木を行うか、株分けによる。


ディフィンバキア属 Dieffenbachia Schott  サトイモ科

多年草で、茎は太く、ふつう分岐しない。葉は互生し、主として茎の上部付近に生じる。
葉身の主脈はやや一方にか片より、葉柄の基部は葉鞘となって茎を抱く。葉腋から短い花柄をだし、
一方に仏炎包を伴う肉穂花序をつける。
仏炎包は緑色を帯び片巻き状。
肉穂花序は円柱形で、密に花をつけ、下部に雌花群の部分があって片側で仏炎包と
合着し、その上に雄花群がある。雄花は4個の雄しべが合着している。
雌花には目立つ仮雄ずいが4〜5個あり、雌しべは1個で
柱頭は先が浅く2〜3裂している。
茎葉の切り口からでる樹液には、蓚酸カルシウムの針状結晶と有毒成分が含まれ、口に含むと
激しい痛みを感じ、しばらくは口もきけなくなるときわれている。

栽培
夏はやや遮光した半日陰に置き、冬は出来るだけガラス越しの日光を
あてる。生育適温は20〜30度で、冬は用土を乾燥気味に保てば
8〜10度で越冬できる。
用土の乾燥には、強いので、水は控え目に与える方が良い。
乾燥機は葉水を頻繁におこない、湿度をたかめるようにする。
肥料は夏に暖効性化成肥料をあたえ、葉色があせないようだと液肥を施すが、
冬は与えない。
ようどは排水のよいものを使う。
さし木は高温期に行い、頂芽のほか、葉の落ちた茎をさしてもよく発根する。
子株がよく発生するのは、株分けのでき、やはり高温期に行う。
作業のときは、樹液がつかないように手袋を着用するとよい。


アグラオネマ属 Aglaonema Schott  サトイモ科

多年草で、茎は直立または傾上し、根茎があるのものもある。葉は互生し、葉身は多くは革質で
左右非対称、披柄基部は、葉鞘となっている。葉腋から花柄を出し、上方に仏炎包を伴う
花序をつける。仏炎包は緑色から黄色を帯び、基部でわずかに片巻き状となる。
肉穂花序は円柱形で、密に花をつけ、仏炎包とは合着せず、下部に
雌花群がわずかにつき、その上にほとんどの雄花群がつく。
雄花は2個の雄しべからなり、雌花は1個の雌しべからなる。
果実は楕円形の液果で1個の種子をふくみ、熟しすぎると橙色または赤色のなる。

栽培
半日陰で管理するが、冬はできるだけ明るいところにおく。
生育適温は25度前後で、冬は最低10度以上はたもつようにする。
その他は前述のディフィンバキア属に準じる。


 

タマシダ属 Nephrolepis Schott  シノブ科

地生または着生し、根茎は短くて直立し、鱗片をつけ、ふつう匍匐枝を出す。
葉は束になって出て、1回羽状複葉、羽状は直接中軸につく。
ソーラスは脈に頂生し、または脈端を連ねて、葉縁に沿って横におびるものもある。
包膜は基部またはその付近で葉面に付着する。

栽培
明るい日陰で管理し、日照不足にも耐えるが、強い直射日光は避けたほうがよい。
育成適温は20度戦後で、冬は5度以上は保つ。
水やりは控え目に与え、乾燥期には葉水を頻繁におこない空中湿度を高める。
肥料は葉色があせるようだと、生長期に液肥をあたえる。
用土は排水のよいことが大切で、赤玉土にピートモスを混合したものなどがよい。
繁殖は株分けまたは匍匐枝に生じる子株による。
適期は春から夏。


アジアンタム属 Adiantum L.  ワラビ科 

地生で根茎は匍匐するか、短く傾上し、鱗片をつける。葉柄は暗色で、光沢のあるものが多く、
基部に鱗片をつける。葉は集って出て、1〜数回羽状に分岐するか、鳥足状に羽片を広げるか、
まれに単葉。各羽片の縁が裏側へ折れ曲がって偽包膜をつくり、この
偽包膜裏面の脈の上にソーラスがつく。

栽培
明るいところを好むが、直射日光は避ける。育成適温は20度前後で、
冬は8〜10度は保つ。水は控え目に与え、特に冬の水のやりすぎにちゅういする。
乾燥機には葉水を頻繁に行い、湿度を保つ。
肥料はあまり必要としないが、葉色があせるようだと、
生育期に液肥を与える。
用土は排水のよいことが大切。
繁殖は株分けにより、生長期におこなう。

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